旅をする木

生きるという旅をすることは、人と人という繋がりの橋を渡り続けること。 そしてたまに眠りもう会わない人の夢をみて休むの。 ケララ州トリバンドラムの小さな田舎に7年住み、 南インド伝統医学、外国人女性初のシッダドクター(首席卒業) 2016年8月〜 現在ブラウン公衆衛生大学院修士課程在学中。 このブログは10年前から続けてる日記みたいなもので いわば個人記録みたいなものです。わたしが忘れないための。 三聖病院での森田療法体験記、 彼が死んだときに旅をした話 アメリカのときの話 インドの話 シッダの話 ほかにもいろいろと ずっと書いてます。 きてくれて、ありがとう。

2011年02月

今日のできごと~テストじゃなくてケーキ?~

◎昨日まで居たビーチでノート開いてたら
隣に黒人が座ってきて、「ニホンジンデスカ?」って聞いてきた。
私のノートが一部日本語なのをみたらしい。
私のノートに書いてある日本語を指して、読めますか?ときこうと思ったときに指してたその言葉がたまたま、
「うんこ」だった。
こっちは、まともに、便秘に効く生薬の暗記してただけですが、ちょっとこれはな・・・と思って他の言葉探したけど他にひらがなは見つからず。



昨日まで突然学校が休みで、どう考えても絶対授業とかろくにないだろうな、と思ってた上に、医者も1日か2日休んで治療受けたら、と言ってたけど、わざわざ学校に戻ってみた。

しかも、新しい校則できて、

「勝手に休むと1日100ルピー罰金」
なんだとよ!!

このせいで、朝風邪ひいたクラスの子が焦って電話してきました「どうしよう!」って。
風邪もろくにひけません。

連絡帳でも作ったら?って感じですね。小学校かい!




今日は、
先生によれば、試験が!!テストが!!ありまくるはずでした。
微生物学、シッダ病理学、マテリアメディカ!!!


午後。
先生来ねえ。。。

1時になり、
2時になりました・・・。

その間、「シッダ病理学のテストがある」という噂が流れ
「シッダ病理学か微生物学のテストどちらでもいいから受けなければいけない」という噂が流れ
「2時から4時までシッダ病理学のテストだ」という噂が流れては消えました。
それに焦らされて私含め生徒たちは勉強してました。が、眠い!!

何も起こりそうで起こらない退屈な日常に、睡魔が襲います・・・が
突然、「ハッピーバースデー!!」というみんなの合唱に目が覚めました。

クラスメイトの1人が、自分の誕生日にどこから手に入れたのかなぜかケーキを丸ごと持ってきていて
それをみんなで囲んで、切って食べました。


テストは、ありませんでした。
かわりにみんなでケーキ食べました。


おしまい、と思ったら、



ケーキ食べてたら、
いきなり「校長が呼んでる!」と言われ
学校終わる15分ぐらい前に
クラス全員校長室に連れていかれました。

そう言ったのは、「テストするわよ」と脅してた先生でした。

校長室にクラス全員で行く、だなんて、初めてです!


朝の病院実習でアナムネを書いてあるノートを私が先生に見せたら
それが間違ってたらしくて、校長に先生がチクって、大問題になったらしい・・・
わ、私がおおもとの問題?

校長の前に立ち尽くす生徒たちをみながら私はちょっと焦りました。


校長は、生徒の名前も我々のシラバスも知らないし、
私たちの試験日がいつかも知らないし、一体どの先生が何を教えているのかも知らないのに

「君たちは何をやっているんだね。
ふざけるんじゃない」と怒ります。


・・・・が、どう考えても、怒る相手間違ってます。

アナムネの取り方が1~3ページまであるらしいけど、
私たち1ページ目までしか教わってないですから、
生徒として、我々は知りようがないので、
ただ単に、まだ最後まで取り方を教えてない先生に少しだけ注意して
明日時間を設けて取り方を教える、とそれだけでいいのじゃないでしょうか。


なのになぜか、

「お前たちはアナムネの取り方も知らないのか」と、無駄に怒られます。


無意味にこっぴどく叱られた後、クラス全員、今まで書いたアナムネを提出することを強制されました。
グループで書いているのだし、クラス1人が出せば十分だろうに、
クラス全員、「なんか問題起きるかもしれないから」とこわばった顔でみんな提出してました。
寮に置いてる人は、そこまでとりに行かされる羽目になりました。








はあ。



意味ねー!!!!!!!




今日丸一日、まったく意味ない上に、無駄な問題にひっかからされた日々でした。

っていうか、私のアナムネのせいですかね?最後のやつって。






日差し ・・・

日差しが強すぎて女の子は目を細めた。
どうしてこんなに草の原はまぶしいのだろう。ろくに陽が照ってるとも思えないのに。
落ちている木の枝すらも、ぎらぎらと光っているほど。よくみると真っ黒で、そんなはずはないのに。
一瞬目をつぶってあけると、それはただの枝だったのに。

いつも
もしかしたら
目が覚めれば
ちがうんじゃないかとか
かわらない陽をながめながら
何もしないまま
それを見つめながら勝手に願う


草をちぎりながら、陽が暮れるのをながめる。さっきまで真っ青で、残酷なまでにも照りつけていた銀色の太陽は、誰も頼んでないのに勝手におちてゆく。どうすることもできないまま、草にすわって、自分からオレンジ色にかわり、山のむこうにおちてゆき、街までもオレンジ色に照らしはじめるそれをみていた。

目をあければそのまま眼球の向こう側にある脳に直接続いてる神経まで焦がしそうなほどの光をはなち、自分の意思のように色を変え、そしてこちらの住んでいる世界のすべての色を変えてしまい、さらには、次の日に戻ってくるまでは我々をこんどは、

まっくらやみの中に放り込んでしまうだなんて、

なんて勝手なんだろうか。

あたりは少しずつつめたくなり、風がふき、沈むのを支えはじめる虫がなきはじめ、鳥はそれをいやがってあわてて追いかけるように飛び出す。

成す術もなく、それをみている。
すわりこんで、ここを思い切り照らしていたときと同じように、草をちぎりながら、今度は闇に抱かれて見えない目をとじながらも、すわりこんであてもなく草をちぎっている。この草も、丘も、丘から見える街も、そのまた向こうの港も、なにもかも照らし変えてじぶんのじざいに色をかえてしまうそれに対して、何もできることはなく、ただ草をちぎって座っている。

街のあかりが、 ぽつり ぽつり と 間に合わせのように、つきはじめるが、丘の上からみえるその光は、ほんとうにあるのかないのか分からないぐらいの程度であり、空は相変わらずまっくらやみのままだった。そうじゃないのよ、というように、星が、美しく暗闇をちりばめてそれは宝石みたいだと思ったけれど、それでも、手をのばした先もみえない。 蛍も ぴかり ぴかり と 空気のなかをとびはじめて、自分の存在を主張しているけれど、その光も一瞬しか続かないのだった。

ここにある光と言えるようなもののすべてが何もかもが間に合わせで、それに比べれば、取るに足らなかった。

何もできることはなかった。



****

映画2本 + フィッシュマンズの音色でおかしくなってしまった。なんだこれ。

ギフト。

先週みんなが行った修学旅行で、製薬会社の見学をしてきたからって
みんなはなんと、製薬法が詳しく書かれている本を特別にもらってきていた!!
その本には、タミル語名・学名の両方で記述してある薬の作り方と
その薬の用途がタミル語と英語で書いてあるのだ。

超いいじゃん!って言ってみてたけど、私の分はないのかなあ・・・。と思ってた。


その次の日

先生が「こっち来て」と言う。

「この前のテスト、本当によく出来てた。これからもがんばってね。

ところで、この本持ってる?」

先生が差し出したのは、その製薬本!!

「持ってないなら、これが一番のプレゼントかな、って思ったの。がんばってね」


ほしいな、って思った次の日に、
試験の出来が良かったから、っていう理由で、
先生が
これからもっと勉強するように、って元気づける理由でくれたこの本。


先生を通して、
こういう出来ごとを通して、
シッダーたちは、
わたしを必ずいっつもみまもってくれている。


日々の、小さな サインに 気づいて 
それを信じて
それだけを信じて
進もうと決めた 今日。




ゲド戦記にもね

「魔法使いが偶然出会うなんてことはないんだから」

って書いてあったの。




ともあれ、願ったらすぐに
「勉強がんばったご褒美」として
やってきてくれたこの本は、
一生の宝物になりそうです。

ありがとう。
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