旅をする木

生きるという旅をすることは、人と人という繋がりの橋を渡り続けること。 そしてたまに眠りもう会わない人の夢をみて休むの。 伝統医学を 西洋科学のメゾッドで ひとびとに ケララ州トリバンドラムの小さな田舎に7年住み、 南インド伝統医学、外国人女性初のシッダドクター(首席卒業) ブラウン大学公衆衛生大学院修士、 ワシントン大学疫学博士課程在学中・国際臨床研究センターにてPhylogeneticsによるHIV・コロナウイルス感染予防の研究助手 2019−2020年 WHO・インド伝統医学標準化のための国際会議にてのシッダ医学グループのWHO指定報告者(書記)担当 このブログは15年ぐらい前から続けてる日記みたいなもので いわば個人記録みたいなものです。わたしが忘れないための。 三聖病院での森田療法体験記、 彼が死んだときに旅をした話 アメリカのときの話 インドの話 シッダの話 ブラウンでの話 アメリカやインドの生き方 ほかにもいろいろと ずっと書いてます。 きてくれて、ありがとう。

2011年04月

発作

突然その衝動は起きる。

あぁ、時間がないよね。
お金もないし。

って気にしながら、プランを考えていた。


試験もあるし、引越しもあるし。



・・・・


突然、その衝動は起きる。


何もかも棄てたっていいから
心配なんてしなくていいから
突然
飛び出そう


そう
ゆってる、
体のどこかが。



んー
どこに行くかも何をするかも一体どうやって今抱えてる色んなものを切り抜けるかも分かんないんだけど
とりあえずどこか行かないと。


このあとの生活がめちゃくちゃになろうとも
・・・たぶんなんとかなるさ。



あーあう。
どこへ行こうか。

引越し

引っ越す。

森の中にある家に。


その旨を告げたら

ハウスオーナーが涙ぐんでいて
しばらく黙っていた。


この場所は、
君が良いと思う人や
本当に素敵な人が現れた場合以外は
鍵をかけて閉めておく。

3カ月に1回は必ず遊びに来てね。


そう言ってくれた。


ありがとう。

猫好きのハウスオーナーは一番頼りになって信頼できる人で
一人で辛いときは多かったけど、家族のように支えてくれてた。

はっきり言ってこの人たちを離れるのはつらいし
こんないい人たちに出会えることはほとんどないと思う。

だから・・・次の家に移るのは怖いけど、動かなきゃいけない風が吹いてる感じだから
やっぱりどんなにめちゃ大変でも引越し終わらせないとっ。


ありがとね。ハウスオーナー。

フェイスブック 

最近、インドの(主に学校の)人もフェイスブックに私を見つけている。

わたしのフェイスブックの仲間は、

インドに行く前に出会った人たちが主だった。


なんだろな。

フェイスブックみてると、
NY
ラテンアメリカ
オーストリア
フランス
ドイツ
イスラエル
メキシコ
中国
上海
日本
エルパソ
アリゾナ
・・・・・・・
・・・・ etc etc


あぁ、インドに居る私って、今はこれが全てな気がしてるけど
本当に私が駆け抜けてきた人生のたった一部に過ぎないんだなぁ。


と、思わされる。


だから大丈夫!!

ここでめっちゃ凹んでも、

(たぶんだけど)
エルパソに行ける!アリゾナに行ける!上海に行ける!メキシコに行ける!

ここが終わったら、いっぱい行き場所があるはず。


わたしにはきっとまだまだ行くところがたくさんあるんだ、
ここが終点って決めつけてたけど、
きっとわたしにはまだまだまだまだ色んな場所が待ち受けているはず。

まだまだ新しいことが待ちうけてるはず、今までもそうだったんだしね。


あなた へ 


「どこかで笑うお前の為に揺れている
生暖かい方位磁石が」


もう
思い出すことも
少ない 日々
ごめんね
あなたのことを忘れた訳じゃなくて
もっと新しい死が悲しすぎて
もっと他のことが辛すぎて
それで忙しくなってたんだ。

あなたが送ってくれた詩が
わたしを呼んだ今日。

誕生日も
命日も

あなただったらきっと忘れずに、花を添えるのだろうけど、

ずぼらな私は、
誕生日だよなあ。と思いながら
毎日の生活にくたびれて、
今日はそうなんだと思いだしながらも
何も変えず
普通に過ごしていた。

それから11日経った今日。
あなたが送ってくれた詩を読んだ。



この意味が分からなかったあの時
今はよく分かる。



いつもどんなときでも見守っていてね。
そうやって 暖かく、 静かに。


生きてたときと同じように。




私は
これからも
どこに行きつくか分からぬ道を歩き続けていくから
何があっても
必ず私をそうやって守っていてね。


だから私、やっていけるんだ。

新しいみち。

なんとなく、風が吹いている、気がする。
雨になり変わる気まぐれの天気の中、
ぐるぐると変わってゆく日本の外側、

めまいがするほどに意味のない仕打ちを受ける日々を離れ、

わたしは、

青い空を見に

行きたいと思う。


青くて、自分も何もかもがすっぽりと包まれてしまうような、
真っ青で、まるで空のような海を

この眼で見たい。



波が呼んでる気がする。

新しい日々が、始まる気がしてる
このむなさわぎを抑えられないのです。


青い世界 を


どうにもならなく澄んでいる水を


本当に綺麗なものを
なぜか知らないけど見たい。




何もかも失くしたわたしたちすらもたぶんそこにいくことができないんじゃないというほどに深い海を
なんとなく今のわたしは、目で確かめたいのです。



それでも駆け抜ける波や風や
本当に美しくて純粋な世界。

それに身を浸したい。1日でもいいから。
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歩海@Seventh Jenm...

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