旅をする木

生きるという旅をすることは、人と人という繋がりの橋を渡り続けること。 そしてたまに眠りもう会わない人の夢をみて休むの。 ケララ州トリバンドラムの小さな田舎に7年住み、 南インド伝統医学、外国人女性初のシッダドクター(首席卒業) 2016年8月〜 現在ブラウン公衆衛生大学院修士課程在学中。 このブログは10年前から続けてる日記みたいなもので いわば個人記録みたいなものです。わたしが忘れないための。 三聖病院での森田療法体験記、 彼が死んだときに旅をした話 アメリカのときの話 インドの話 シッダの話 ほかにもいろいろと ずっと書いてます。 きてくれて、ありがとう。

2014年12月

マルマ


「マルマ」とは

”Vasi nirai thadai paathal varmam"-マルマとは「ヴァーシ(いわゆる”気”)の流れがとどまった状態」を指します。それらのポイントは急所でもあり、そこを攻撃されると、死あるいは重傷となるポイントが「マルマ」と呼ばれます。
「アダンガル」とは、それらのマルマポイントが治療に使われるときを指します。

マルマ技術はケララとタミルナドゥの南の方、カニャクマリの周辺で発祥したと言われ、古代は動物を効率よく仕留めるために急所を打つためにも使われていました。伝統のマーシャルアーツであるカラリパヤットゥにも深いかかわりがあります。
マルマ技術を習得するには18年間の師匠との住み込み修行が必要と言われ、とても外国人が数日で習得できるものではありません。また、マルマ技術は悪用されると他人に危害を与えるため、簡単に一般には公開されず、師匠と弟子の間にのみ伝承されてきたという経緯があります。今でもマルマの施術者たちはこの技術の重要性を理解しているため、秘密を守っています。
マルマの理解にはベースとなっている基礎医学(解剖学、生理学、薬草、鉱物、そして哲学)の知識が不可欠になります。シッダ医科大学でも最終学年にならなければ習えません。シッダ医科大学を5年半履修したドクターでも最低でも1年~数年はかかります。

マルママッサージとは、アダンガルの概念を応用した特殊な治療目的のマッサージです。
このマッサージは、32種類ある外用薬のうちの1種類である、トッカナムと呼ばれる皮膚を通した治療法のほんの一部にすぎません。アダンガルには他にも服薬・耳や鼻、目、を通した服薬・舌や視線、息を使った方法・温熱療法・米粒やコットンシードなどの自然物を使った刺激法、など様々な方法があります。これらの目的は「滞った”ヴァーシ”を効率良く取り除く」ことにあります。その効果は、数分で半身不随の人が握力を取り戻したりなど、奇跡のような強力さがあります。そのため、間違った使い方はできないため、ふさわしい知識と人格を持った人にしか教えられない伝統でもあります。
日本に伝わる鍼灸技術はマルマの一部と考えられています。

現在、シッダ医科病院では、これらの技術の一部が実践に使われています。マルマ・アダンガル技術は、内臓系の疾患にも非常に有効ですが、特に整形外科では素晴らしい功績をあげており、CT・MRI・レントゲンなしで診断・手術なしでの治癒を可能にしています。

仕事

9月とかには想像つかなかったほどに
突如診察したりする機会がめちゃくちゃ増えてきてます。
ありがたいです。
これ以上に私の人生で必要な仕事なんてないです。



行く先々で頼まれれば即対応する。
でも心の準備とかないから、かなり手探り。。。
全然そんなモードじゃないのに、即対応しないといけない。
患者さんの部屋に行って状況を確認したり、
患者さんが住んでいる近くまで行ってみたり
患者さんにこっちから電話したり、
これからの人生、行く先々で必ず診察が待ち受けていると分かってきた最近。
即対応してその後もケアして、忘れないのだろうか私!!!

一人一人にものすごい知識を使う上に
その人に合った薬の出し方(味の好みや食生活、薬の手に入りやすさなどを統合して決めている)や
その人の生活状況や環境や考えた上でどうしていくか色々と決めないといけないので
本当にものすごい情報(体の情報だけでなく、その人の経済・生活状況も考えざるを得ないし)
を受理して、その上で決断しなければいけないたし
それと同時に原因を常に突き詰めていかなければいけないしで
頭の中めちゃくちゃになってる最近。

インターンなのだから↑は当然の問題だろうけれども、
1日50人とか100人とか診察する先生がた、改めてすごすぎます。
1日5人ぐらいしか診ないでもその一人一人の問題を漏らさずに見つけ出している先生もすごすぎます。

INFOS International Research Foundation of Siddha Science




その患者さんにとっての、
一番の解決法を見つけていくことが
私の使命なんだろうなと思う。


そのためにできることはすべて行うということ
単に薬を出したり、施術をするだけではなくて
その患者さんの状況にとってのベストの問題解決法を提案する

ということがたぶん私がすべきことなんだと思う。



たぶん、それがこれからの私の現地でのNPO活動になっていくと予想しています。






ということで次の記事で現地医療NPO活動の発表させていただきます。







メモ

行く先でこれからもたぶんたくさんの人を診察することになるだろうので
そのときに薬がなくても何かできる方法を見つけていくことも非常に大切。

修行

はぁ。

毎日が、自分の煩悩に悩まされ、それと格闘し振り回されていた日々でしたが、
バウルのリトリートに一部参加させてもらって、ものすごい心が浄化されました。
この話は後で書くとして…


今私は外国の田舎の家に一人で住んでいます。
友達や毎日会う人も特にいません。

この環境は、自分で一人で悶々と悩みやすい環境なのですが、
それって逆に考えたら素晴らしい修行の場じゃん!

ということに今さら気づきました(笑)
ということでいつまで持つか分からないけど、改めてこの生活を、修行ととらえなおそう。
これこそ自分を乗り越えるという最高の修行じゃんっ。


師匠がいてガイドしてくれたらいいのに・・・叱ってくれる先生がいればいいのに・・・
叩き起こしてくれる家族がいればいいのに・・・って思っていたけど・・・


こうやってたまに、
「もとに戻る」機会を
いつも与えてもらっている

瞑想しても全然集中も何もできなかった日々だったけど
突如、元に戻れたりする。


ということはたぶん
私には
一人でやってみる
ということを
神様は望んでいるのだろうと
ようやく気付きました。

ということは
この世界は、私のことをとても信じていてくれているということでもある。
だから、私にはついていくべき師匠がいないんだろうと捉えている。
師は自分。

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