一回死ぬという覚悟なら、たぶんなんでもできる。
今までを引きずるからダメなんだと思うんだと思う。
出来なかった過去の蓄積が、重い重い荷物になって自信を押しつぶす
そんな必要はなくて、全部今までをなかったことにするぐらいの潔さで挑めば
たぶんまた力が出るんだと思う。

何度、自分を切り離したっけ。

17歳で一生けんめい入った学校一生懸命やってた部活 すべて変えてやめた時
19歳で片割れに死なれた時私の一部は自動的に死んで
23歳でそんな今までをすべて切り捨てて、シッダに飛び込んだ時
29歳 自分が一度死なせねば これ以上は進めないという覚悟を覚えている 

20歳の時
私は トカゲに出会った。

そのトカゲは、黒い体にターコイズのお腹を持ち、
この世のものとは思えないほどに艶かしく、神々しく、美しかった。
大きな黒い瞳でそのトカゲは私を見つめた。

その姿を忘れられないまま
トカゲは 一度だけ 人生に一度だけ 尻尾を切り離すことで
自分を切り離すことで 新しい人生を得ることができることを
私は23歳で思い出し、そう決断したんだった。

その時 自分をすべて今までの自分をすべて置いていくことができることを知った
だけどその決断は、 人生の中で何度も行えないということも

アメリカ ロードアイランドではリスはフサフサの尻尾を持って
毎日私のバルコニーにやってくる。
リスの尻尾も切れるけど、尻尾が切れたリスなど見たことがない
自分の体よりも長い尻尾を立派に見せつけながら、リスは気ままに生きている気がする


トカゲの神様
今の私になんというのでしょうか
私は今また きっともうすぐ いやもう既に 
今までの自分をまたも切り離していくことで独立していかなければいけない気がしています
その勇気さえあれば たぶん乗り越えられるんでしょうけども

いつまでこんな風なのか、ちょっと不安になってます。
10代の眩しすぎるほど持て余したエネルギーはなく
未来を見据えた20代にもいない
つまりアラサー 数年経てばアラフォーですよ?

海を越え 時間を飛び越え 私は 
三つの国をよく知ることはもっといい人間になれることだと信じている
日本には居場所がなく 純血のシッダ医師にもなれず 差別の中で生きて行くことには疲れ アメリカという多国籍社会の中でホッとしているような風に思っていました
ブロンドレッドヘッドの音楽がむちゃくちゃ暗いせいかもしれないけど(笑)
安心
できるのは いつかな。
また自分を捨て去って また自分で立たなければたぶん先 進めないけど、
でもいつまでこんな風にしているんだろうとやっぱ思っちゃいますので
もうそろそろ、落ち着きたいです。たぶん。

・リサーチの世界に行きたい
・代替医療のエビデンス作りのためのリサーチをしたい
・クライテリア作りをしたい
・カッツ博士に会いたい
・アルツハイマー・糖尿のリサーチに関わりたい

全部が全部叶っているけど、じゃあ これから?