これからの時代は
凡人が
いかに
詩人かを知ることになると思う

どれだけ
普通の人々が
深くものを感じ
尊敬されるべき人間なのか

スーパーで小銭を数えるひと
路上でものを売り続けるひと
家なんて持たないひとたち

どれだけ
捨てさられてきた人々が
魂を持っているのか

普通の人間の
当たり前の 悲しみは
いつになれば
当たり前のこととして
思い出されることになるの


でも、でもね
「アドルフに告ぐ」も「はだしのゲン」も
ふつうのひとたちしか出てこないのに
絶対に戦争なんてやめたいって願えるんだ。
それを読むと。