ヴィジョン・クエストの旅に金曜から出かけてくるのだけれど
一応これは自由研究ってやつで、全然方向性が決まらなかったんだけど
ネイティブたちの文化をどうやって日本の現代社会に還元できるか
っていう感じで書いていこうとおもってる。
でもよく考えたらそれが私がネイティブたちの文化に興味がある原点だった。

私は、これからの時代をよい方向に変えてゆくために
彼らの文化を見直すのはとても大事なことだと思っているけれど、

最近読む本すべてが共通のテーマでかなり疲れてくる。

ヒンズー教
神道
サバイバル・ブック(本当の冒険心のための本)
無痛文明
アイヌと沖縄の「あの世」観
ネイティブアメリカン
足跡学校を開いた人のヴィジョンクエスト体験記


すべての本が言うには
「今の文明は行き詰まっていて、○○(それらのトピックが入る)
の考え方が新しい道を教えてくれている」

いろんなひとたちがさまざまな視点から見直しているこの社会だから
私はとっても希望を持っている。
変えられる、はず。


日本っていうのは不思議な国で、
千と千尋の神隠しとか、もののけ姫とかにはとてもよく現れてるんだけど
神道=ネイティブアメリカンたちとそっくりの信仰
がいまだにしっかりと生活の中に根付いている。

私が思うに神道って聞くと自分に関わりないみたいに感じるけど
もののけ姫でたとえてみれば
アシタカっていうのは
神道・・・つまりは一万年前からの縄文時代の人たち
から受け継いできた考え方・文化をもっていて
鉄の町は弥生的な考えかた(そしてそれらはアイヌ民族たちを撲滅するのに繋がった。けっきょく日本も、アメリカと同じことをしていると思う)。

日本のひとたちってのはさまざまな世界の考え方が混じってて
あらゆる可能性を秘めているのかもしれない。

その「縄文的」考え方っていうのも未だに
心の奥のほうに眠っているはず。

すべての生命は永遠であり、そして同じである。