患者として入院してみて
素直に、「患者として」思ったこと。

ええっと、まず、統合医療なのは、素敵です。
例えば、昨日は、西洋医学の薬飲んで(下痢)
下痢で失い、吸収できない栄養素補給で点滴でかなり元気を取り戻しました。

しかし、
診察も脈診以外、西洋医学的な感じがあるのが否めない気がする。
まあ、以前アーユルヴェーダ大学病院に入院したときもおんなじだった。
あと、臨床歴40年のアーユルヴェーダの名医(兼わたしの師匠)も
主に、症状を聞くという形、問診ばかりだった。
脈診と舌診もあることが多いけれど、
主にただ単に患者の症状聞いて→処方という
インスタント的な感じがする。

しかし問診にも色々あるはず。

たとえば、私が通っている中国鍼灸の先生は、
私の症状を聞いたあと、
1時間近く、
「排泄は?何回?どのような便?」
「喉の乾きは?」
「普段の水分補給量は?」
「普段の食べ物はどのようなものか?」
「熱く感じるか寒く感じる事が多いか?」
「どういう季節のときにどのような症状が出るか?」
などという、ある意味尋問に近いし普段からそこまで気にしてないよ!
ってなぐらい凄まじく細かい質問を行ってから、
処方(つまり鍼のツボの配置)をしていた。

私の知り合いのアーユルヴェーダの先生も、本当に尋問書に近いような
超分厚い何ページにも渡る凄まじい量の質問票を患者に書かせる。
(しかも、性欲について確か1ページぐらい書く欄があったゾ。
父がさりげに英語を読んで理解してスキップして、
次の質問について私に「何?」と聞いてくるのを私は見逃さなかったぜ)

まあ、けっきょくは、治ればいいんですが(患者としてはね)
そしてうちの大学の先生の今迄の経験と見る目、
そして私の先生への信頼を信じるしかなさそうですが、
こういうカタチに、伝統医学もけっきょくなっちゃってる
(この症状→この治療)
ってのは、入院してなんとなくやっぱり感じさせられたトコロだし

やっぱりうちの大学はこの程度ね、
システムとしては、
って感じ。

あとは、先輩兼担当インターンの子が言うように
自分でシステム内で何とかするんだな~
としか言えない感じ。

しかし、飯は超豪華。
めっちゃおいしー!!!
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