良いお医者さんに出会ったはいいものの・・・

検査、最悪でした。

「パブリックヘルス・ラボ(公衆衛生ラボ)」に行って
デング熱などの検査をしてこい、とのことで行ってみたものの。。。

再び押し合いへしあい。ぎゃーぎゃーうるさいんです。

ホントに、こいつら、病人なのかよ?!

「もし、ものすごい様態が悪くて、もうふらふらの人とかどうするの?」と聞いたら
友人は「There is no consideration for it (そんなこと誰も構ってない)」
と・・・。



「なんか、みんな自分のことしか考えてなくてマスクもしてないから・・・
・・・病気、広がるね」



公衆衛生のラボで、病気がむしろ広がる。素敵な環境です。



そんなのはお構いなしに、みんなぎゅうぎゅう押し合って並んでます。
というか、列があるの?ないの?良く分からん!

しかも、ラボの人英語読めないでマレアラム語しか読めないから
友人が焦って私の名前をマレアラム語で書きなおしてました。。。
彼女がいなかったら終わってました・・・


私がやらなければならないのは、尿検査と血液検査。
やっとこさ頑張って医者からの紙を渡して、番号をもらいます。
薄っぺらの紙に書かれた番号は・・・


尿検査用でした。


なんていうか・・・

明らかに使いまわしの、白くなってるビンに、わたでふたがしてあって、
それが大量にばーーっとかごの中に入ってます。

友人は「どのビンがお好き?」と。
ど、どれでもいいわ。。。

尿検査のトイレは外にあるということで外に行ってみたら
トイレから、黄色い水で(笑)みたされたビンを持って出てくるインド人たち。
・・・・なんか分かんないけど、たくましさを感じます。

私も同じように、狭いビンに必死で尿道を差し込み、もらさないように
わたでふたをしました。

それを持って、友達は、先ほどのかごのところに行きます。
あの薄い小さい番号ついてる紙も持って。

・・・・・・・かごの横には、ノリがあります。


・・・・友人は、ノリを紙に塗って、ビンに張ってます・・・・


・・・・そういうことですか・・・・


それで隣にある、
他の人の尿がいっぱい転がってるビンが入ってるかごの中に
私のも入れました。


そのあとは、再び、ぎゃーぎゃーうるさく、押し合って絶対に先に行かせることを譲らない
恐ろしい列に並んで、血液検査を待たなければなりません。


とにかく、うるさいから!!!

血液検査は番号順に名前が呼ばれるのですが、その名前の聴きとりづらいこと!!
しかも「います!」と返事をしないと、次の人の番になるそうです・・・

なんちゅうサバイバル。


後ろからぎゅぎゅう押してくるのには何の意味もありません。
番号順に呼ばれるのだから普通に待ってればいいものを・・・。
無駄なエネルギーです、この人たち、本当に・・・!!!


10分すぎて

また10分すぎて

また10分すぎたけど何も起きません。

「ホントに私の名前呼ばれんのか?」と疑問に思った頃、
友達が<わざと現地語でなく>英語で
「私たちずいぶん長く待ってるんです、先に血液検査終わらせてもらえませんか」
と、

他のインド人が将棋倒しになりそうなぐらい押し合って待っている中

ずかずかとラボに入って行ってラボの人に交渉しました。


洋服を着ている私を見るとすぐにラボの人は了解し、
即血液がとられました(笑)。。。。
さっきまで、インド人にぎゅうぎゅう押されながら待っていたアノ時間は何だったんだ・・・
と思うと同時に、外人って得だわ・・・と思わされた瞬間でした。

友達は「前彼らが私の血液採取したとき、ものすごく痛かった。
でも、我慢しなきゃ駄目だよ」と。。。。




・・・・・・・・はあ。



よく、病人がこんなところに行けるものです。
本当にみんな病気なのか?かなり疑わしいですが、
あんなに密集してたら明らかに再び別の病気が即広まりそうです。


またひとつ、たくましくなりました。


インドでは、病気のときですら、たくましくないといけません。