インドの試験は、かなりきついです。
インドの試験は、それ自体が人生経験です。


試験時間は、3時間。


とにかく、すべてが筆記。
選択問題は、ありません。

しかも、100点満点ですが、
5点をとるのに最低1ページ書かないといけない!
という決まり?があります。

つまり、100点満点の問題に対して<最低>20ページを埋めないといけないということ。

さらには回答が完璧であったとしても、満点はそれプラスアルファの内容がなければもらえません。

けっこう難しいです。


そして、なんといっても!
最終試験の範囲は1年半の内容すべてで(まあ、日本の医学部だったら最後の医師国家試験はもっと広いけど範囲…)
しかも、一体何が出るのか全く予測不可能なんです。
大事なものを中心に…とかじゃなくて、なんでもかんでもまんべんなく聞かれるんです!!

それに対して、1ページ5点のペースで答える訳なので、

つまりは全てに対して完璧に知り尽くしていなければいけない!!

ということになるのです。


しかも時間に対して内容が途方もなく多いので、すべてに対して完璧に即答できるように準備しておいて
すばやく書かなければ全部の質問に答えられず時間切れになってしまいます
「あれってなんだったっけー」って悩んでる時間がないのです!!!

5点に最低1ページなので、それ以上書かないといけません。
私はトータル52ページぐらい書いたときもありました・・死ぬ・・
とにかく即答・さらに大量に書けるぐらい知ってないとダメなんです!!!



さらには、筆記で終わらず、実習試験・口頭試験もあります。

口頭試験では、面接のように試験官と1対1できかれるので逃げようがありません。
しかも聞かれる内容は再びめちゃめちゃにまんべんなく何が聞かれるか分からないのです。

ピンポイントで聞かれて答えられないとゼロ・・・ ALL OR NOTHINGの世界。

とにかくすべてに精通していないと乗り越えられない試験なんです。



さらにさらに!!!!


タミル語の名前ってひとつの物質に対して10個ぐらい別名があって
その別名で試験が出る!!!!!!!!
しかも10点とか15点分の試験問題が別名で!
別名を知っていないと試験書けない!!!


さらにいえば、試験期間長いです。


まず、仮試験。

全科目に対して、本試験と同じ範囲で同じように仮試験があります。
これだけで体力そうとうすり減りますよね?!

最初の学年のとき「ありえない、死ぬ!」って何度思ったか。
っていうか、最初の学年のときは健康上の理由として私はこの仮試験から逃げました(笑)
だってその期間中試験勉強してた方がいいじゃん!!!


ようやく仮試験が終わり、
そして本試験が待ち受けているのです・・・。


本試験の期間は、トータルでだいたい1カ月半あります。


筆記7科目
でも毎日じゃなくて1日ごとにブレイクがあったりするから、これだけで2~3週間。

さらに1週間の試験休みをはさんで

実習試験。

口頭試験。

の2つがあるんですからね!!


というわけで、仮試験とか含めるとトータルで3カ月はあります!!!!死ぬ~!


でも、この前、西洋医学部の子に聞いたら、西洋医学部だと、仮試験の前に1カ月の試験休み、
本試験の前に2カ月の試験休みがあるそうなので、トータルだと5カ月ぐらいあるっぽいです試験期間・・


インドは試験すらも長い。。。

日本の医学部はどうなんだろう。。


でもこの試験期間、なんか自由時間が多くて(勉強する時間なのですが)学校に行かなくてもいいのでわたしはけっこう好きでした。
隙をみて、バルカラ(ビーチ)に移動して・・・・またそこでも勉強なんだけど。とかやれるからね。



まあ、このインドの試験というものが超きつい、ということを説明した上で
私の試験体験第2弾!!!突っ込みどころすでに多すぎ!!!!!!!!!!!を発表。