「俺、誕生日変わったんだよ」


とネパール人の彼は言う。



確か、彼の誕生日は、8月1日とパスポートに記載されていた。

しかし、今彼の新しいパスポートにある誕生日は、7月31日。


「なんか、前の誕生日間違ってたみたい」









わたしのクラスの子は、誕生日を知らない。
「うーんなんか11月か10月かそのへん」だそう。




彼女が言うには「星の位置で決めるから毎年変わるんだよね~」という
マレアラム歴で考えているから西暦と違っている、という訳ではなさそうなこの返答・・・
ということは、ご両親は彼女が生まれた星の位置を覚えているのか?!
それはそれでかなりすごい気もしますが、よく彼女も何なのか分からない様子。





ネパール人の彼に
「親は覚えてないの?」と聞けば、
「両親は祭りの日から何日、って形で覚えてるんだよね~
でも祭りの日って毎年変わるから良く分からん」
との返答。


・・・っていうか、大学入学とか、なんたらのときに困るじゃん。
とこっちは思いますが、
「誕生日が必要になってきたのはごく最近。今までは必要なかった」
と彼らは言います。






ホロスコープなんて誕生時刻分からなきゃ作れないじゃんっ!
と思えば、ホロスコープは生まれた瞬間にみんな作るからある、とのこと。



まあ、そんなもんかもなあ。
使わなきゃ誕生日なんて知らないかもしれないし、
こっちの国じゃ誕生日にものをもらうんじゃなくて、あげるからお金もなくなるし、
何よりも、
人間の測ることなんて、本来はそれだけ曖昧なもんだよね。