勿論知ったのは銃夢lastorderなんだけど。

あるところに剣の達人の侍がいて、鼠とりに苦労します。
鼠とりの達人という猫が三匹やってきて鼠に挑戦しましたが、見事にやられてしまいました。
スピードの達人、心理を操る達人、気を読む達人の猫は破れました。

そこで呼ばれたのが、アホそうな招き猫。 

しかしその鼠は招き猫をみるないなやすぐに外に連れ出され、されるがまま、出ていきました。

そこに三匹の猫たちは招き猫に教えを乞いにいきます。

招き猫はそれぞれの欠点を指摘したのち(非常に面白いので検索してみてください)


「ひたすら自然(じねん)に徹すればよい」と教えます。 



そしてその猫をも上回る猫がいるという。
銃夢の世界では、それをチェシャ猫(いるかいないかもわからない存在)と例えていますが
これが非常に面白い。

私が検索してみたお話では、その「チェシャ猫」とは「いつも木のように眠っていて、自分という存在しら忘れている」猫でした。



自分があるから敵ができる。
敵に勝とうとすれば相手も勝とうとする。
ひたすら無我無心、自然に逆らわずにいれば、それは起こらない。


超ーー禅な話。
自分がなくなり相手もなくなる
あるがままに生きていれば
敵はいなくなり
すべてが味方となる




私もここ最近「無理にやろうとせず自然にすればいい」というヴィジョンがあって
自然にーーー てどういう意味だろうって思ってたけど

たぶん、

自分がいなくて相手もいない
相手と自分が同じで
自然にさからわず、自分で考えない
自然の呼吸にあわせる

ということなのだろう

先週からなにか見えないちからが私をそっとレールに乗せてくれた。
私はそのレールの川が流れるままに
みんなとは全く違うやり方で
神様だけを頼りに、
それだけを味方に
それだけを信じて
流れに乗っていくように努力しようと思う。



他のインターンの半分の時間もたぶん病院にいない。
先生の授業には出ない。
クラスメイトじゃなくて後輩としか話してなくて後輩に「アユミ、クラスメイトと仲良くないの?」と聞かれても気にしない。笑。
先生に「それにしてもお前誤診ばっかじゃねえか。なんでも湿疹って言いやがって」と言われても大丈夫、
昨日独学で学んだ脈診のメゾッドめちゃくちゃ当たったし、
今はみんなから遅れをとっても、私はこれからきっと大丈夫な医者になる。

私には誰とも違う、
私だけの道が用意してある

自然(じねん)な道