旅をする木

生きるという旅をすることは、人と人という繋がりの橋を渡り続けること。 そしてたまに眠りもう会わない人の夢をみて休むの。 ケララ州トリバンドラムの小さな田舎に7年住み、 南インド伝統医学、外国人女性初のシッダドクター(首席卒業) 2016年8月〜 現在ブラウン公衆衛生大学院修士課程在学中。 このブログは10年前から続けてる日記みたいなもので いわば個人記録みたいなものです。わたしが忘れないための。 三聖病院での森田療法体験記、 彼が死んだときに旅をした話 アメリカのときの話 インドの話 シッダの話 ほかにもいろいろと ずっと書いてます。 きてくれて、ありがとう。

インド

物乞いの意義ー物乞いは生身の仏様★

今日、
こちらでは有名なビリヤーニ店
(※お祝いごとのときに食べる炊き込みご飯屋
 日本では寿司屋さんにあたると思う)の前で、
 にこやかに物乞いをしている人がいた。

こっちでは、あんまり物乞いって見かけないため、
 見かけると必ず私は何かあげるようにしている。

1-2ルピーを渡すと、
 彼女はそのルピーを両手で受け取り、
胸に当てて、
 「ナマスカラム」とでもいうように
 私の方をみてにっこりとした。

その姿をみて、
 はっと気がついた私は、
 急いでパンを買って彼女にあげた。

 そのパンも、
 彼女は両手で受け取り、
 同じように胸にあて、
 にこやかに感謝を伝えるその姿は
まるで聖母そのもの★



 彼女のこの姿は、
物乞いの本来の意義を私に思い起こさせてくれた。


 この国の文化では、
 というか、どの国でも霊的な意味で、
 物乞いの存在には重要な意味がある。


 それは、 物乞いでないわたしたちが彼らに食べ物をあげることで、
 そして彼らがそれを食べることで、
 わたしたちのカルマを解消することだ。


 つまり、物乞いの人たちは実際は、
 存在しているだけでわたしたちのためになっている!!
 彼らが食べるもの、着るものを与えることで
私たちは人生の運を改善し、
過去のカルマを解消している…。


つまり、彼らはまるで生き仏様。
彼らにあげる食べ物は、仏様へのお供えもの。

現実に、寺にささげる食べ物と同等かそれ以上の意味を持っている、
物乞いへの食事。



というか、
 彼らは、 食べているだけ、
服を着ているだけなのに
 それだけで私たちにとっておおいに助けになっている!!!
我々医者は、わざわざ薬使って、すさまじい知識使って人を助けてるけど
彼らは生きてるだけで役立っている!!!!!
しかも日々体張って我々の役に立っている!!!!!
まさに、現代に生きる仏様であります!!



物乞い恐るべし!!!!!!!!!




 与えることで、恵まれる…!
その法則を再び思い起こさせてくれた
 本物のの物乞いの彼女に感謝。
(にこやかなほうが、もらえるのかもしれんけど
 そういう物乞いはめったにいない気がする)




バクシーシとか喜捨っすかソレ、って言われても、 うんそうだと思う、なんだけど
イスラムに限らず、この考え方は南インドの昔からのものです。




 ※でもここで大切なことは、
お金ではなく、ものをあげること。
(私食べ物手元になくて最初1ルピーあげちゃったけど)

”食べ物”が 一番カルマの解消に素晴らしいとされています。





というわけで、みんなも、貧しい人たちを「憐れだ」とか思わないで。
彼らは、みんな、生きた仏様なのです。
だから、彼らを守ることで、私たちの世界はもっと豊かになるのです◎


「弱い者を強い者が守る」なんてことは見た目だけの話で、
「弱い者を守ることで実は私たちが守られている!」
のが、見えない世界での真実。


あなたがもし貧しい人に寄付したり、
物乞いに何かあげるのなら、
それは、「憐れみから」あげるのではなく、
仏様にお供えするような気持ちであげてみてください。

「貧しい人を助けている」というような、上からの気持ちではなく、
彼らを、私たちのカルマを解消してくれる素晴らしい仏様だと思って接してみてください。




きっと、人生が変わります★
そして、きっと、世界も変わる★




貧しい人たちに分けることで、私たちは人生を良くしているのです!!
この法則を知れば、きっと先進国の問題も減る。
私はそう確信しています。


生き物の素直なこころ




昔ネイティブアメリカンのウィチョル族のひとたちと会ったとき
(ちなみに彼らはインド人よりもモダンな生活スタイルを送ってた)

「この前ナショナルジオグラフィックチャンネルみててみんなで爆笑してたのよ~

西洋人は科学でやっとこさ

”精子と卵子の受精が、ビックバンと似てる”ってこと
ようやく発見したらしくてそれを自慢げに発表してたのよね。

やっと今さら見つけたんか!って笑ってたよ」




当時のわたしもそれを聞いてめっちゃ笑った。




もし、この話を、ここのシッダの先生たちにしたとしたら、

「・・・?」と首をかしげて、理解されないだろう。

「ビックバンの展開はどうこうで精子と卵子の受精は○○で・・・」
と、習った西洋の知識を集めて考えてそれでも理解できない気がする。
ピンとこない気がする。


こんな、当たり前みたいにウィチョル族の人たちが笑ってたことが
彼らにはできない。


インドの医学は宇宙と繋がる医学のはずなのに、
ここの現地のインドのシッダドクターたちは完全に西洋科学にまみれて


すなおな生き物のこころ、を忘れてしまっていると思う。



わたしにとっては、これが何よりも大切で、医学知識はそれを支えるものであり、
たぶんだけどシッダーたちもそう言ってくれると思うんだけど…



一部のネイティブの人たちが生活スタイルが変わっても忘れていないそのこころを
生活はまだ昔のままなのにもう忘れ始めている、ここの人たち



こころが、形から切り離されて
形だけが残って行く時代に
この土地は生きている 気がする








そして私だけはそのこころを持ち続けていたいと思うのでしたが・・・。

南インドの日本食店

・・・といっても、チェンナイと、ケララ限定ですが、
日本食店情報を書いておこうと思います。


インド生活はや4年。
飯には苦労してきました。
そしてこういう情報をもっと早く知ってたら、もっと身をひからびさせないで済んだのに・・・と思います。

やはり、わたしみたいな田舎だと、ケララのご飯しか食べられないし、
辛いものばっかりでだんだん味覚がなくなっていくんですよね。
「もう、腹におさまればいい。」
みたいな感じで、「食の愉しみ」というのが完全排除された生活もかなりしました。
おいしいという味がなんなのか分からなくなってくると、生活に色がなくなって心がすさみます。




やっぱり思います。


ごはんは大事だ!!


おいしいものを食べること。
おいしいと思えるものを食べること。
そして自分の故郷の味を食べること。

お金がかかろうが、手間がかかろうが、
おいしいものは、食べるだけで元気が湧いてくるし、生きててよかった、って気持ちになれます。

ごはんは、大切!!


と言う訳で、サバイバルのためにも、日本食店はインド生活上押えておくべき点だと思われます。
これはアドバイスですっ!


南インドといっても広すぎるけれど、私の知っている範囲で日本食が食べられるところをまとめてみます。
といっても、3軒しかないんだからもったいぶらずって感じだけど笑



★チェンナイ

チェンナイには、約2つの日本食店があります。
約2つというのは、3つめの日本食店はフィリピン人経営だそうだからですっ。


◎DALIA


Kaveli Complex
Nungambakkam High Road, Chennai, Tamil Nadu 600034
+914442313112

ダリアはチェンナイ在住日本人なら全員知っているだろう定食屋風の日本料理店。
寿司、天ぷら、海鮮丼、ぎょうざ・・・一通り日本人なら食べるだろうメニューがおさえてあります。
値段は、600~800ルピーあたり。

ダリアの素晴らしいところは、味噌汁がインスタントだしじゃないところ。
本当に地元の定食屋さんに行ったような気持ちになれる完全日本風の造りも見逃せない点です。

ただ、常連びいきなところがあるのが、一見さんにはキツイかも。
わたしも「アンタどうせ学生一人旅でしょ」って目を向けられてましたが、
「インド在住です」と話したとたんおっちゃんはフレンドリーに(笑)


このKaveri Complexには、韓国フードショップがあって、
韓国のり、韓国インスタント麺、韓国みそなどの食料品が手に入ります。
いいときは日本のそばやうどんなどもあったりしますのでCHECKですね!



◎ AKASAKA

128, Suraj Towers, Latice Brigade Rd Chennai Tamil Nadu

ここは日本並みの清潔感を誇るレストランです。
とにかくクリーン!!!

食事は、あんかけごはん、豚しょうが炒め、など、定食系が食べられます。
定食には必ず、煮玉子・おつけもの・サラダ の3点がついてきます(もち味噌汁も)

おにぎりが美味しい!!!

そして、お寿司はサーモンが食べられる!!!


そして今年5月から日本フードショップも併設。
日本のマヨネーズ、ソース、しょうゆ、カップ麺、etc かなりの数手に入るし、
何と日本の米も売っている!!!
ヤクルトも売っている!


・・・チェンナイ在住、羨ましいなぁっ!!と思わされた瞬間でした。








そして、ケララ・トリバンドラムで日本食~!


★バルカラビーチ 


North Cliff
Trattorias レストラン


North Cliff(ヘリパッドと逆方向)の一番端にあるビーチレストランでは、
なぜか、まともな日本食が食べられるんです!!!!!


うちから、バルカラまでバスで2時間。
ホメオパシーの先生と運命的出会いしたのもバルカラ、
カラリパヤットゥの先生もバルカラ。
インドに来たばっかりのときフルサポートしてくれた元彼と出会ったのもバルカラ(笑)
バルカラビーチにはむやみに縁がある私なのですが、今回も日本食など到底縁がなさそうなこの地で
かなりまともな日本食が出るレストランと偶然出会ったという強運。

バルカラがなければどう考えても私はここで生き伸びれてないです!!
ケララ最重要の社会改革家兼スピリチュアルリーダーのナーラヤナグルもここで悟りを得て、
バルカラは世界のスピリチュアルスポットである ”RAY LINE”の一つであったりもして、
まあ、なんか不思議な場所だし私にとっては特別な場所。



という私情は置いておいて。



TRATTORIASは、LONELY PLANET や 
ROUGH GUIDE(レベルの高いレストランやホテルのみをPICK UPする素敵なトラベルガイド)
にも載っている、バルカラビーチではかなり老舗のレストランで、
窯焼きピザ、ビーンスプラウトサラダ、タンドリ料理などもかなり美味しい店です。


そして、ここではなぜか、
ネパールのカトマンズにある「ふるさと」という本格日本料理店に8年勤めたシェフが、
日本料理を出しています!!

素材が手に入りづらいので、
 天ぷらの大根おろしがなかったり、もやし炒めのもやしはビーンスプラウトだったりするのですが、
味はめっちゃ日本の味!!!!日本人が作ったでしょ!っていうぐらい日本の味がします。
握り鮨も、日本にない魚使ってるのに脂のってて満足。

照り焼き、肉じゃが、オムライス、親子丼、野菜炒め、
握り鮨、天ぷら巻き寿司、すき焼き、
唐揚げ!!!
・・・・

色々食べられます!
ビーチサイドのレストランはフレキシブルというのもあり、
「ハンバーグ作って~!コロッケ食べたい!」と頼めば、メニューになくても作ってくれました♪

おじややおかゆなども作ってくれて、
前風邪ひいて熱でぶっ倒れたときはほんと助かりました~!ありがとうチャンドラ(シェフ)!

あ、しかも値段も安い!!!
120Rs ~ 食べられます。
寿司は400Rs。


でもこのレストランは日本食以外もフツーにおいしいのでバルカラ行ったらCHECKな店です。






と、無駄に長くなっちゃったけど、こういう場所を活用して自分のルーツを保ちつつ
インドで生活していくってとっても大事ですね!

よく考えたら、チェンナイ在住者は100%知ってる情報・・・
そしてインド旅行の日本人は日本食行く必要ないし・・・
あんまり掲載する意味なしかも?

誕生日

「俺、誕生日変わったんだよ」


とネパール人の彼は言う。



確か、彼の誕生日は、8月1日とパスポートに記載されていた。

しかし、今彼の新しいパスポートにある誕生日は、7月31日。


「なんか、前の誕生日間違ってたみたい」









わたしのクラスの子は、誕生日を知らない。
「うーんなんか11月か10月かそのへん」だそう。




彼女が言うには「星の位置で決めるから毎年変わるんだよね~」という
マレアラム歴で考えているから西暦と違っている、という訳ではなさそうなこの返答・・・
ということは、ご両親は彼女が生まれた星の位置を覚えているのか?!
それはそれでかなりすごい気もしますが、よく彼女も何なのか分からない様子。





ネパール人の彼に
「親は覚えてないの?」と聞けば、
「両親は祭りの日から何日、って形で覚えてるんだよね~
でも祭りの日って毎年変わるから良く分からん」
との返答。


・・・っていうか、大学入学とか、なんたらのときに困るじゃん。
とこっちは思いますが、
「誕生日が必要になってきたのはごく最近。今までは必要なかった」
と彼らは言います。






ホロスコープなんて誕生時刻分からなきゃ作れないじゃんっ!
と思えば、ホロスコープは生まれた瞬間にみんな作るからある、とのこと。



まあ、そんなもんかもなあ。
使わなきゃ誕生日なんて知らないかもしれないし、
こっちの国じゃ誕生日にものをもらうんじゃなくて、あげるからお金もなくなるし、
何よりも、
人間の測ることなんて、本来はそれだけ曖昧なもんだよね。


ラムサン(ラマダン)イスラム教徒の断食

ところで、

待ちに待った!

学芸会がやってきました!明日です!

先週末から学芸会の準備に本腰が入ってるクラスメイトは

夜10時まで学校居残りで練習!とかしてるらしいっす!!

・・・ある意味、怖い!!

 

 

なぜか、運よく、浴衣を日本人の方からいただくことができた私は、

 

 

 

 

浴衣でバイオリン

 

 

 

 

 

という、なかなかない組み合わせで登場する予定です。

はぁ。

 

 

 

というか、学芸会のおかげで眠っていたバイオリンを引っ張り出してみたら

中途半端にしかできないバイオリンを

いつかきっちりできるようになりたいな

(第4ポジションにいったところでやめた・・・)

という情熱が芽生えました。

 

そして、パソコン・小説・漫画といった、

私の身の回りにある娯楽と全く違い

言葉の要らないバイオリンは

めちゃくちゃリフレッシュになるじゃあないですか!

これはバイオリンこれからも弾くっきゃないですね~。

 

 

なんて話は置いておいてっ。

 

 

 

 

 

 

先週の土曜から、イスラム教徒のラムサン(ラマダン)が始まりました。

ラムサン(ラマダン)とは、

日の出から日の入りまで、食事や水を一切とらない、

イスラム教徒恒例の断食を指します。

 

期間は新月から次の新月まで(だよね?)の約30日間。

 

日の出前に何か食べるし、日の入り後に何か食べるし、ということで

周りのヒンドゥ教徒は

「ノーリスクだし昼間食べれないのを夜食べてるだけで

そこまで大したことじゃない」

と言っている人も多いですが、

 

 

 

神様への信仰心をみせるため、

そして貧しい人たちの苦しみを知り、

浮いた昼ごはんのお金を貧しいひとたちに寄付する。

 

 

 

という、この習慣は非常に厳かで、そして謙虚で

わたしはすごく素敵だと思います。

 

 

毎日当たり前のように口にしている食べ物や水を昼間とらないことで

神様へいつもの感謝を示し、

そのありがたさを知り、ない人の苦しみを知り、

そして夜には食べられることを感謝しながら、

おかゆなどのシンプルな食事を食べる・・・・

 

 

なんて、謙虚で優しくて素晴らしい習慣なの・・・?!

 

 

こういった習慣を毎年続けているイスラム教徒の人たちって素敵じゃん!

 

 

自分は、特定の宗教はありませんが、もし入るんだったらイスラムだよな、と思うことは多いです。

 

 

聖典の美しさもさることながら、こういった一つ一つの習慣がとても律儀で謙虚なんですよね。

 

 

 

 

はぁ、素敵

 

 

 

「お腹もすくし水も飲めなくて辛いけど、辛いだけ神様のありがたみを感じるんだ!」

という少しマゾヒスト的なコメントをしているムスリムの人の話をきいて、

彼らはすごいな~!と思っていました。

 

 

で、でも・・・

 

 

 

実際には、にかいたコメントみたいなことしてる人は

ほとんど一部分しかおらず、

 

 

 

 

ほとんどの大多数の人は

 

 

「あと○○時間で飯が食える・・・・・・・・・

っていうか朝早起きして飯をめちゃくちゃ食べまくらないと!!!!」

 

 

 

としか考えてないみたいです(笑?)

 

 

 

うちのハウスオーナーも、日の入りが近づくとそわそわしまくっていて、

日の入りの瞬間にごはんを食べます。

 

 

 

まあ、私も毎年やらされていたら、絶対後者のほうだな。。。

 

 

やはり自ら進んで行う断食ではなく、社会のプレッシャーとかもあるんだろうな・・・

みたいな風に周りから言われるんだろうな・・・

というような、

こういう習慣から発されるべきではないけど

絶対あるだろうエゴな問題を考えると

うーん・・・という感じですが、

 

 

コンセプトはすごく美しいなぁ、と思うのでした。

 

 

禁欲というのは本当に大変なことであるだけ、

やはりこの習慣を毎年、そして全人口で続けているという

イスラム教徒はかなりすごいと思います。

 

 

そして毎年こうやってシンプルな禁欲の原点に立ち返れる習慣があるというイスラム教徒は

私たちのように、色んな欲望をそのまま増長させていくだけの社会と比べて、

すごくタフで強い気もします。

 

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