旅をする木

生きるという旅をすることは、人と人という繋がりの橋を渡り続けること。 そしてたまに眠りもう会わない人の夢をみて休むの。 ケララ州トリバンドラムの小さな田舎に7年住み、 南インド伝統医学、外国人女性初のシッダドクター(首席卒業) 2016年8月〜 現在ブラウン公衆衛生大学院修士課程在学中。 このブログは10年前から続けてる日記みたいなもので いわば個人記録みたいなものです。わたしが忘れないための。 三聖病院での森田療法体験記、 彼が死んだときに旅をした話 アメリカのときの話 インドの話 シッダの話 ほかにもいろいろと ずっと書いてます。 きてくれて、ありがとう。

インド生活

田舎生活


ゴミを入れる袋をとろうとして
家主の家の横の積んである薪を思いっきり崩してしまった。

家主に電話したら
「今牛の食べる草刈りに行ってるからあと10分ぐらいで戻って来る」と言われる。

うちの猫は妊娠して、
私に毎日にぼしをせがんでくる。

今このパソコンを打っている目の前の窓を
家主と牛が歩いてゆく。

大きいヘビが堂々と通過していたこともあった。
サソリがいたこともあった。

集めた薪を頭に載せた、おんぼろサリーを着たおばさんたちはよく
私の家の外を歩いている。

ゴミは自分で焼くか、近くの古井戸にすてる。

ゴキブリは冷蔵庫から飛び出し・・・
(ゴキブリなんてただの虫)
猫の食べかけの煮干しを小指ぐらいの大きさの赤アリの集団が食べに来ている…
そして私のヨガマットに羽交い絞めにされて死んだらしいヤモリの死体がへばりついている・・・

夜になると蛍が飛んでいて
ぽつ、ぽつと暗闇に光が見えるときもある。
うるさい羽音のカブトムシは
よく光に惹かれてやってくる。



屋上に出れば
一面キュウリのつたが支配していて、
下をみると
唐辛子やナスが 家の周りに成っている

庭の木で取れたジャックフルーツやマンゴーで
カレーを作る

そういう 暮らしがある




修行

はぁ。

毎日が、自分の煩悩に悩まされ、それと格闘し振り回されていた日々でしたが、
バウルのリトリートに一部参加させてもらって、ものすごい心が浄化されました。
この話は後で書くとして…


今私は外国の田舎の家に一人で住んでいます。
友達や毎日会う人も特にいません。

この環境は、自分で一人で悶々と悩みやすい環境なのですが、
それって逆に考えたら素晴らしい修行の場じゃん!

ということに今さら気づきました(笑)
ということでいつまで持つか分からないけど、改めてこの生活を、修行ととらえなおそう。
これこそ自分を乗り越えるという最高の修行じゃんっ。


師匠がいてガイドしてくれたらいいのに・・・叱ってくれる先生がいればいいのに・・・
叩き起こしてくれる家族がいればいいのに・・・って思っていたけど・・・


こうやってたまに、
「もとに戻る」機会を
いつも与えてもらっている

瞑想しても全然集中も何もできなかった日々だったけど
突如、元に戻れたりする。


ということはたぶん
私には
一人でやってみる
ということを
神様は望んでいるのだろうと
ようやく気付きました。

ということは
この世界は、私のことをとても信じていてくれているということでもある。
だから、私にはついていくべき師匠がいないんだろうと捉えている。
師は自分。

インド現地報道事情

えっと、この前の卒業式のときにたくさんの新聞記者やテレビの記者が来ていて、
マレアラム語の新聞2つ(現時点)
タミル語の新聞1つ(現時点)
英語のインターネット記事1つ(現時点)に
「私のことについて」載りました。

(普通に、卒業式についての新聞記事もあるみたいです)

どれも、
「タミルの伝統医学を初めて学んだ純血外国人で
日本人なのに、現地の学生と競争して、首席をとった」
という内容です(今さらってかんじですけど)

それはとてもありがたいし、
後輩の態度が変わったり、周りの人が話しかけてくれたり、
タミルナドゥからも電話があったりして、良いんですが、

すべての報道が間違ってます(笑)







1)マレアラム語新聞・「マレアラム・マノラマ」



シッダ医学


アーユルヴェーダ(笑)



2)タミル語新聞・「ティナイダル」



タミル人の友達が指摘してくれたところによると、


・「”Ayumiは25歳”って書かれてるー」
→私は、たしかに、25歳だったときもありましたよ。(笑)

・「”現地の学生でもできないタミル語の詩の暗唱を彼女はできるし、
タミル語の詩をたくさん知っている” だってーーーぷくくっ」

→知らないっつーの!!!!!!!
というのは大げさで、最低限は知ってますけど、たくさんは知りません!!



3)英語記事 NDTV ”Japanese Student Tops in Kerala University in Siddha Medicine" によると、

・私は25歳

・私はネットでシッダ医学の大学を見つけた

・日本に戻り、日本でシッダ医学を実践していく予定である

・私はビジネスの家系出身である

・タミル語の試験でもトップマークだった


そうです・・・・






・・・・その人、誰?








ネットでシッダについて探せるんだったら誰も苦労しないって・・・。
ネットで見つけたなんて、私は一言も言ってないし、誰も言ってないのにそういうことになっているという哀しさ。



25歳って一体どこから出てきたんでしょうね(笑)25歳に見えるのかな。
誰かが間違えて計算したとか?


日本でシッダ医学を実践していくっていうのは、私が言ったんじゃないことになってるので、別に報道としては間違ってないか。

でもそんなこと私は一言も言ってません。


それに、
私がビジネスの家系??
まあ、父方の祖父は自営業なんで良しとしますか。




誰がこんなこと言ったんだー 決めたんだー



そしてタミル語の試験でトップ(笑)
むしろビリだったと思うんですけど
(For ケララ人→方言みたいなもん、 
For 私→試験の内容は東大の大学院でタミル語を専門にやっている人の1年目の試験・・・もちろん大学学部課程で4年間タミル語をやって、さらに院まで行っている人のレベル・・・・・・・・・・・無理だし)



私には取材はひとつもせず、勝手にこうやって記事になって、
人々の目に晒されまくっているのにめっちゃ違和感があるし、

私とは違う人間がねつ造されている・・・という気持ちにならざるを得ない。

記事にするなら、ジャーナリストとして、ちゃんと裏をとった、正しい内容を載せろよ・・・

と思わざるを得ないのでした・・・。





でも、英語記事を読んだりして、「あ、こんな大学でシッダ医学があるのかー
日本人の生徒でも一番になれたんだから、私にもできる!」
といって、うちの大学に入学する人(いないか・・・)が出てくるかもしれないし
そしたらおもしろいのかも。


それに、こうやって、やっと・・・6年経った今・・・
現地人から誉めてもらえるという、ありがたい立場になり・・・よかったです・・・。


現地の伝統医学をやっている外国人としては、
現地の人に認められることは何よりも大切です。

表彰式にまつわるお話。その1~インドの生活っていつもこんな感じ~

うーん、今日のこの表彰式だけで3つぐらい記事がかけてしまう…。




「28日は君をケララの大臣が直々に表彰するから
3時に絶対来なさい!!」と言われたので、3時までに間に合うようにクラスメイトたちに手伝ってもらってサリーを着ました。もはや手伝いなしではサリーを着れない私(涙)))昔は自力で10分ぐらいで毎日着こなしてたのにーしかも超似合ってたし(自分で言ってるし)

そして、もちろんのこと、
「やっぱり4時」
「やっぱり3時半」と連絡が来て、
結局大学を出て会場にいったのは4時半。
こんなのはいつものことなのでどうでもいいしわざわざ書くことでもないんですが。

しかも、「我々が車をアレンジするからね。寮の子たちも数人来るよ」

と言われてたけど、

バス2-3台で、寮に居た生徒、
ほぼ全員来ました★

普段寮に閉じ込められている彼らにとって、これはみんなでわいわいがやがや騒げるチャンス!
ってことでみんなテンション高すぎ!!
バスの運転手は歌を流し、
それにみんながブーイングをしたり、大喝采が起きて大合唱になったり、
それが果てしなく続いて会場に着きました・・・はあ。って、まだ始まってないんだよねえ?
あまりにもその歌がうるさすぎて、会話ができなかったので、バスの中ではずっと
黙ってた私。
でもみんなのテンションを楽しんではいましたけどね。


そして肝心の表彰は、3分ぐらいで終わって、(でも、写真入り・名前入りのトロフィーを頂きました。)
「スピーチがあるからね」と言われてたからちょっとひやひやしてたのにそれもなく、
突然名前を呼ばれて、舞台に上がって、よくわからないまま大臣からトロフィーを頂きました。

・・・とその瞬間にフラッシュの嵐が!!!!!!よくみると舞台際にカメラマンが超たくさんいた!!
ちらっと横目で大臣をみてみると、大臣はなぜか私のほうでなく、正面を向いてカメラ目線だったので
私も一緒にトロフィーを持ちつつ、カメラ目線でスマイルという、
やらせ政治写真大会みたいな感じに一瞬なりました。

もう1人の子は、そんなの気にせず普通にもらって、普通にしてたので、私やりすぎたのかなあ。
でも、大臣、トロフィーをすぐに手渡してくれなくて、正面を向いてスマイルしてたしな。

???????みたいな感じで、それは終わって、



そのあとは、もう、いつものことですが、えんえんと長い色んな人のスピーチがありました。
今までインドのイベントで、クラスメイトの結婚式以外、良かったことが一度もない
ので、あんまり期待はしてなかったけど
(でも、非常に光栄なことですね・・・★写真と名前が印字されている大きなトロフィーも一生モノです!!)

超だらだら続いてこれいつまで続くんだろう・・・・というぐらいえんえんとスピーチがあああああああああ



暗いよ外が・・・ どうやって家に帰るのー 

とか思ってたら突然みんな起立して、帰る準備始めてたので、あ、帰るんだとついていくと、
夕食がふるまわれていました。

夕飯、家で食うよ・・・いいよ・・・ここから家まで1時間以上あるし、早く帰った方がいいよぉ~
と思いつつも、ウップマーとバナナを平らげた私。美味しかった★★

夜7時半にバスに乗り、じゃあ大学に着くのは8時半ぐらいだから、家主に迎えに来てもらったほうがいいな、
とか思いながらいたら、
そしてその間も、男子が、七日間しか生きられないセミのような声で歌いまくって、何も他に音が聞こえない!!!!!!
そして隣のバスと歌を競い合ってお互い大合唱!!!!!


・・・って、バス、なんか、道違くない?


あれ?なんか、飛行場に向かっている?


あれ?こんな近道があったっけ?


飛行場へ向かう途中にある、一枚の岩から掘られたという巨大な女性の裸体の像をみても、
そしてそれ見て「ヒュー~~~~」とか言ってる男子を見ても、
私はまだ、飛行場を通って、近道を通り大学に戻るのだと信じて疑いませんでした。


なので、
当たり前のようにバスが、飛行場の前にある、
トリバンドラム周辺の現地人には大人気のビーチに停まったときは、

「ま、まさか~~~~ あははははっ」

とぐらいにしかまだ思いませんでした。



「8時40分にバスに戻るんだって!」
「えー違うよー8時45分だよぉ~」とウキウキしながら出ていく生徒たちを見て
ようやく私は事態を飲み込みました。



この表彰式(?)ツアー(?)は、日が暮れた真っ暗なビーチ(しかも雨が降っている)に寄っていくという
超不必要なサービスつきだったのか!!!!


夜だし、雨が降っているし、どうやってビーチで楽しめばいいのやらですが、
私のクラスメイト以外、若い生徒たちは超ご機嫌ウキウキでさっさと外に出て行きました。
が、やっぱり雨がひどすぎたので、すぐ戻ることになりました。

はあ~ よかった~ 早目に帰れる~



と思い、ここからだと1時間ぐらいかなと計算し、家主に「たぶん1時間後ぐらいに大学につくから迎にきて」と連絡。それも、男子の大合唱の中で電話したので、どんな大声を出して、どんなに携帯のボリュームを最大にしても、全然声が聞こえず、ものすごい苦労して、一体こっちが言ってるのが本当に伝わってるのかよく分からないままでしたが。


しばらくすると、
なぜか、大学とは逆方面の、電車の駅に!!!!!!!!!!!!!!
電車の駅の前を回って、大学に帰るのかな?と私はポジティブな思考を捨てきれず
さらに、再びバスが電車の駅の裏の通りにまたとまって、ばらばらと前のバスから人が出てきているのを見ても、
「あ、もしかして、トリバンドラムで降りたい人がいるとか?」としか考えませんでした(笑 バカすぎる)




「ほら、早く出なよっ」とみんなに急かされて、焦る私。

「ちょっ ちょっと今からど、どこ行くの?!」

「映画を観るんだよーーーん」


映画!!!!???って今から3時間ぐらいってこと??
それは、もちろん、寮にいつも閉じ込められてるみんなは、
ビーチにも行きたいし、映画も観たいだろうよ。

でも、今夜の9時だよぉ~
これから映画みたら深夜じゃん~っ。私はどうするの???


「ほ、本当なんですか?映画って・・・」と校長に聞いてみたら
校長の付き添いのえらい人が「確かに、この付近には映画館があるからなあ・・・」とのんきなことを言ってました(笑)


私はもうさっさと決めて、家主に電話して「今電車の駅の近くの映画館だけど、ここまで迎えに来て!」と
お願いすることにしました。



映画館はエアコン完備で、かなり音響もよくて、ビッグスクリーンですごく素敵でしたし
撮りたかったみんなとの写真を撮る機会にも恵まれたし
全然知らなかったインドの国家を立って聴く羽目にもなったし

とにかくなんか、今までこんなことなかったし、わいわいがやがや大喜びの生徒たちのテンションが
お祭りっぽくてそれは楽しみましたけど、







聞いてないから!!!!!!!!!!!!
そして、スケジュール、過酷すぎだから!!!!!!!!!!
(帰るの深夜→次の日は普通・・・どころか、今試験期間。)

って頭の中で突っ込んでみたし、クラスメイトにも「眠くない?」って聞いたら「うんーめんどいーだるいー」
って言ってたけど、


でもみんなきっと、わいわい楽しんで、きゃーきゃーヒューヒュー言いながら映画観て、
ぎゃーぎゃー歌いながら深夜のバスで戻って、
明日はフツーにフレッシュいつも通りに生活してるんだろうな★★★



私は、映画が始まったころ(「大丈夫、短い映画だから」って言われたけど始まるのにものすごい時間かかってたし)に家主が迎えに来たのでそれで帰りました。


家主に「ビーチに行った時点で、他にもプランがあるのか聞けばよかったのに!!」とか言われたけど、
あるなんて思わないし、誰も知らなかったっぽいし



でも、そりゃー はしゃぐよね★
テンションみんな高ッ。
なかなかない機会だからみんな楽しみたかったのに、ビーチは雨降って残念だったかもね。
修学旅行ではしゃぎすぎて骨折した子が出たぐらいだから(うちのクラス)
そりゃーテンションも高いよね★★

若いってすげーーーっ

そして、それを普通にこなしている、もっと年上の校長とか、先生のおじさんとかおばさんがたすごすぎ。
明日も、面接試験を朝の9時から夕方の6時ぐらいまでぶっ続けでやるのに、
深夜まで映画を観て帰ってゆかれるだなんて・・・★




私にはこの、予測不可能さと、唐突さと、テンションについていける力が、
6年経った今でもありません。


表彰式 1

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超はずいので小さくして載せます(笑)


今さら(?)ですがとても光栄なことに、
ケララの大臣から直々に表彰を受けることになりました。
トロフィーを頂きました。

しかも、Hindu TimesとかTIMES OF INDIAとか
全国紙と、ヒンディーのテレビ局が来てました。

以前テレビに出る話が、なんか超レベルアップして戻ってきた感じです。



外人だけど学年首席で頑張った、ということが動機だったらしいけど、
後輩で今年首席だった子も一緒に表彰を受けることになりました(笑)

とりあえずとてもありがたいです。

これにまつわるストーリーは次の記事に書きます。

・・・・流石インドだぜ!!!!


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