獣医さんになりたくて
木のことがだいすきだった
お父さんが拾ったオカメインコのピーちゃんは
わたしのお友達だった。
地球をよごす車が嫌で、排気ガスが出るあの管に
石をつめたことがあった。
傷ついた野生動物たちをみて
野生動物を治すお医者さんになりたいと言っていた。
絶滅してゆく動物は
こどものわたしすらも泣かせていた。
ガラパゴス諸島に行くことが
人生の中での「夢」だった。
いつか絶対、行くんだって
何度も何度も心に唱えてた
****
ガラパゴス諸島がエクアドルにあると知ったのは
私の世界一周一学期の船上大学参加が決まってから。
地球の裏側パナマに行く途中の航海の旅
ビジネス専攻の生徒ばかりの中
友達もほとんどできず、
わたしはひとりだった
鬱と不眠がいっそうわたしをひとりにさせた
でもその船の中わたしは、
ガーナの教授に出会い、
そしてその教授のおかげで
東洋医学を学び、ネイティブアメリカンと20年住んでいた
教授に出会う。
「あなたは
あなたの魂が
くるしんでいるわ
あなたのような人間には
こういう”アカデミック”な世界は合わないのよ
もっと、
自然な世界に居ないと
苦しいのよ。
でも、
いま、
さなぎから蝶になるような、
苦しみのなかの
花が開く途中のプロセスにいるのよ
それは苦しいけれど
あなたは花開く途中なの」
そして
「パナマの後、
エクアドルに着いたら
わたしの知っているネイティブアメリカンたちを
紹介してあげるから
あなたそこに滞在しなさいよ」
と言ってもらった。
ガラパゴスよりもずっとネイティブアメリカンたちに出会って
わたしの苦しんでいる魂と同じ魂を持っている
ビジネスとは関係のない世界
もっと、原始的に近い世界、
もっと、地に根が張っている生活をしているひとたちと
この心をシェアしたかった。
うれしかった。
この地球にはまだ、
まだ、
地球の生きるものすべてが同じ仲間と思うひとたちが
居るのだ、
わたしは そのひとたちにあいにいくのだ
そういうひとたちが
まだここにはいるのだ、
木のことがだいすきだった
お父さんが拾ったオカメインコのピーちゃんは
わたしのお友達だった。
地球をよごす車が嫌で、排気ガスが出るあの管に
石をつめたことがあった。
傷ついた野生動物たちをみて
野生動物を治すお医者さんになりたいと言っていた。
絶滅してゆく動物は
こどものわたしすらも泣かせていた。
ガラパゴス諸島に行くことが
人生の中での「夢」だった。
いつか絶対、行くんだって
何度も何度も心に唱えてた
****
ガラパゴス諸島がエクアドルにあると知ったのは
私の世界一周一学期の船上大学参加が決まってから。
地球の裏側パナマに行く途中の航海の旅
ビジネス専攻の生徒ばかりの中
友達もほとんどできず、
わたしはひとりだった
鬱と不眠がいっそうわたしをひとりにさせた
でもその船の中わたしは、
ガーナの教授に出会い、
そしてその教授のおかげで
東洋医学を学び、ネイティブアメリカンと20年住んでいた
教授に出会う。
「あなたは
あなたの魂が
くるしんでいるわ
あなたのような人間には
こういう”アカデミック”な世界は合わないのよ
もっと、
自然な世界に居ないと
苦しいのよ。
でも、
いま、
さなぎから蝶になるような、
苦しみのなかの
花が開く途中のプロセスにいるのよ
それは苦しいけれど
あなたは花開く途中なの」
そして
「パナマの後、
エクアドルに着いたら
わたしの知っているネイティブアメリカンたちを
紹介してあげるから
あなたそこに滞在しなさいよ」
と言ってもらった。
ガラパゴスよりもずっとネイティブアメリカンたちに出会って
わたしの苦しんでいる魂と同じ魂を持っている
ビジネスとは関係のない世界
もっと、原始的に近い世界、
もっと、地に根が張っている生活をしているひとたちと
この心をシェアしたかった。
うれしかった。
この地球にはまだ、
まだ、
地球の生きるものすべてが同じ仲間と思うひとたちが
居るのだ、
わたしは そのひとたちにあいにいくのだ
そういうひとたちが
まだここにはいるのだ、