旅をする木

生きるという旅をすることは、人と人という繋がりの橋を渡り続けること。 そしてたまに眠りもう会わない人の夢をみて休むの。 ケララ州トリバンドラムの小さな田舎の医学部に通う、 日本人初南インド伝統医学、シッダ医学の医者の卵の インドまみれの生活の中でのありのままを綴る。 三聖病院での森田療法体験記、 彼が死んだときに旅をした話 ほかにもいろいろと ずっと書いてます。 きてくれて、ありがとう。

インド大学生活

ケーララ試験のすべて2


◎Adjustments


とにかく、インドの試験は難しいということが分かっていただけたでしょうか。
天才はともかく、普通の人間には至難の業な訳です。

1)なので・・・
たくさんの裏ワザがあります!!!!
今回はそのごくごく<一部>をご紹介!!!


1)本試験で配られる解答用紙の大きさは普段使う紙の3分の2ぐらい。
これってつまり、5点分に対していつもの3分の2の量の解答でいいってコト~~~!?なのかな。

でも知り合いに聞いたら本試験だと5点分に対して2ページ半は書かないとダメって言ってたからちょっと望み薄いけどね。ってか要求されるページ数むしろ本試験で増えてる(涙)


2)まず、別名。

副校長が事前に「大丈夫、別名が出たらそれが何か教えるから」
って言いました。

つまり別名覚える必要ナシ。・・・・・じゃあ別名で問題を出す必要性は・・・?
インドの世界ってすべてが形ばかりなので、謎が多いです。

3)みんな、

改行をしまくる
字をでかく書く
図を描くときは図をでかく描く

などして、空間を埋めています(笑)


4)生徒の答えをうつす

私も、タミル語の詩をその回答だけ覚えてなかったので!
前の席の人にみせてもらって写しました!!!

その子は、鉱物学の答えを何問か私に聞いて私が教えたのまる写ししてました。
さらにその答えは他の生徒にまでまわって隅の方にいた生徒にもまわってました。
うちら廊下側なのに、窓際の生徒にまで伝達!!!

5)生徒とディスカッションする

答えをうつすのではなく、「目の病気の薬草って何があったっけ」
「ビートルリーフの効用ってなんだったっけ」と
前か隣の生徒とディスカッション!!!みんなで答えを考えます。

私も糖尿病の薬草のアイディアを前の席の子からもらいました。
「何があったっけ」「テトランコッタイ」「ああ!!それ忘れてたわ!」
と、何かを思い出すきっかけに使えます。

また、私の後ろの席の子は私の前の席の子を呼んで(・・・)「ピコルナウイルスって何があったっけ!」
「ポリオウイルスとリノウイルスだよ!」と・・・小声で叫び合いながら話合ってました(笑?)
なぜ、私に聞かないのだ?と微妙に思ったり。


6)先生が答えを教えてくれる

シッダ病理学の試験では先生が教えてくれなかった内容が出たので、
先生が「こうやってこう書くのよ」って教えてくれました・・・・。

さらには、私の答えが微妙に間違っていた(タミルの月とタミルの季節をずらして書いてた)のをみて
「それは違う、こうよ」とも教えてくれました。

しかし・・・これは先生によりけりです。
何も教えてくれない人もいます。


・・・って、ダメじゃん。




でもこの場合も、たとえ教えたとしても、生徒がそれ以降書くべきことを知っていなければ流石にページが埋まらないんですよ!
マジで。



番外編

「ありえなさすぎる」

こんなことがありました


1)仮試験のあとに授業

2)試験休みに入ってからタミル語教科書全訳

3)仮試験の前日に範囲説明


番外編2

1)問題用紙は大抵間違っている

ミススペルなどが多すぎて、よく分からない問題などもあり、先生がいちいち説明します。
試験中に何度もそれで集中がキレるんですよね。うざいっ。

2)試験の次の日程は試験中に知らされる

3)っていうか試験の日程は噂でしか知ることができない!!
学校からのちゃんとした通知はなく、生徒の噂によって発覚した試験日でした。
なので私は他の人よりも2日も遅れて知るハメに!!

4)生徒は必ず答えを相談し、あまり知られていない問題は必ず知っている生徒がみんなに教える。

今日の試験では(11月24日)前の子が私に答えを聞いてまる写しして、
その答えが、その子だけじゃなくて教室のはじっこの方までまわってきているのにはびびりました。

さらに、みんなで相談しあっていた答えを聞いたんですがそれが間違ってたので私が違う、と訂正したら、
その訂正もちゃんとまわってました。

伝言ゲームみたいだ・・・

※でも、その答えが間違っていたというおまけつきでしたが。


この前の試験も私誰も知らなかった答えがどこからまわってきてわたしも無事に答案用紙に何かを描くことができました(涙)


これって、便利だけど、しっかり勉強してきて教えるばっかりの立場になった場合、ムカつきます(笑)
フェアじゃないだろ!って思うけど、

でもこの試験で落ちたら、留年になるかもしれないから、それは免れたいからやっぱりこれぐらいはアリだと思います。


みんなで教え合うとしても、最初に書いたように、
最低20ページを筆記で埋めなければいけないわけで、
それをすべてカンニングってのは不可能だからです
(いや、した奴知ってるけど)

もしみんなに答え教えてもらうとしても、それは答案の5%ぐらいの内容なはずです。
5%ぐらい、いいじゃん。
一生懸命1年半勉強したんだからそれぐらい許された方が人間らしい気が私にはします。。。

あと、やっぱりある程度知ってないとカンニングしてもかけないわけです。
私も「糖尿病の薬草ってなんだったっけ」とか聞きまくってましたが、
でもその薬草の名前のアイディアを他人からもらったけど
その薬草についての薬用やら、それを使った薬やらを
書くのは自分なわけです・・・。だからやっぱりある程度勉強してないと書けないわけだし。


先生は一応見張ってますが、インドだとしょっちゅう邪魔が入って、先生もしょっちゅうどっかいくので、
どっか行くたんびにみんなが話し合うんです。



とりあえずカンニングは当たり前のインドの試験でした。

ちなみに、西洋医学部はカンニングできないそうですよ。

ケーララ試験のすべてー1

インドの試験は、かなりきついです。
インドの試験は、それ自体が人生経験です。


試験時間は、3時間。


とにかく、すべてが筆記。
選択問題は、ありません。

しかも、100点満点ですが、
5点をとるのに最低1ページ書かないといけない!
という決まり?があります。

つまり、100点満点の問題に対して<最低>20ページを埋めないといけないということ。

さらには回答が完璧であったとしても、満点はそれプラスアルファの内容がなければもらえません。

けっこう難しいです。


そして、なんといっても!
最終試験の範囲は1年半の内容すべてで(まあ、日本の医学部だったら最後の医師国家試験はもっと広いけど範囲…)
しかも、一体何が出るのか全く予測不可能なんです。
大事なものを中心に…とかじゃなくて、なんでもかんでもまんべんなく聞かれるんです!!

それに対して、1ページ5点のペースで答える訳なので、

つまりは全てに対して完璧に知り尽くしていなければいけない!!

ということになるのです。


しかも時間に対して内容が途方もなく多いので、すべてに対して完璧に即答できるように準備しておいて
すばやく書かなければ全部の質問に答えられず時間切れになってしまいます
「あれってなんだったっけー」って悩んでる時間がないのです!!!

5点に最低1ページなので、それ以上書かないといけません。
私はトータル52ページぐらい書いたときもありました・・死ぬ・・
とにかく即答・さらに大量に書けるぐらい知ってないとダメなんです!!!



さらには、筆記で終わらず、実習試験・口頭試験もあります。

口頭試験では、面接のように試験官と1対1できかれるので逃げようがありません。
しかも聞かれる内容は再びめちゃめちゃにまんべんなく何が聞かれるか分からないのです。

ピンポイントで聞かれて答えられないとゼロ・・・ ALL OR NOTHINGの世界。

とにかくすべてに精通していないと乗り越えられない試験なんです。



さらにさらに!!!!


タミル語の名前ってひとつの物質に対して10個ぐらい別名があって
その別名で試験が出る!!!!!!!!
しかも10点とか15点分の試験問題が別名で!
別名を知っていないと試験書けない!!!


さらにいえば、試験期間長いです。


まず、仮試験。

全科目に対して、本試験と同じ範囲で同じように仮試験があります。
これだけで体力そうとうすり減りますよね?!

最初の学年のとき「ありえない、死ぬ!」って何度思ったか。
っていうか、最初の学年のときは健康上の理由として私はこの仮試験から逃げました(笑)
だってその期間中試験勉強してた方がいいじゃん!!!


ようやく仮試験が終わり、
そして本試験が待ち受けているのです・・・。


本試験の期間は、トータルでだいたい1カ月半あります。


筆記7科目
でも毎日じゃなくて1日ごとにブレイクがあったりするから、これだけで2~3週間。

さらに1週間の試験休みをはさんで

実習試験。

口頭試験。

の2つがあるんですからね!!


というわけで、仮試験とか含めるとトータルで3カ月はあります!!!!死ぬ~!


でも、この前、西洋医学部の子に聞いたら、西洋医学部だと、仮試験の前に1カ月の試験休み、
本試験の前に2カ月の試験休みがあるそうなので、トータルだと5カ月ぐらいあるっぽいです試験期間・・


インドは試験すらも長い。。。

日本の医学部はどうなんだろう。。


でもこの試験期間、なんか自由時間が多くて(勉強する時間なのですが)学校に行かなくてもいいのでわたしはけっこう好きでした。
隙をみて、バルカラ(ビーチ)に移動して・・・・またそこでも勉強なんだけど。とかやれるからね。



まあ、このインドの試験というものが超きつい、ということを説明した上で
私の試験体験第2弾!!!突っ込みどころすでに多すぎ!!!!!!!!!!!を発表。


ギフト。

先週みんなが行った修学旅行で、製薬会社の見学をしてきたからって
みんなはなんと、製薬法が詳しく書かれている本を特別にもらってきていた!!
その本には、タミル語名・学名の両方で記述してある薬の作り方と
その薬の用途がタミル語と英語で書いてあるのだ。

超いいじゃん!って言ってみてたけど、私の分はないのかなあ・・・。と思ってた。


その次の日

先生が「こっち来て」と言う。

「この前のテスト、本当によく出来てた。これからもがんばってね。

ところで、この本持ってる?」

先生が差し出したのは、その製薬本!!

「持ってないなら、これが一番のプレゼントかな、って思ったの。がんばってね」


ほしいな、って思った次の日に、
試験の出来が良かったから、っていう理由で、
先生が
これからもっと勉強するように、って元気づける理由でくれたこの本。


先生を通して、
こういう出来ごとを通して、
シッダーたちは、
わたしを必ずいっつもみまもってくれている。


日々の、小さな サインに 気づいて 
それを信じて
それだけを信じて
進もうと決めた 今日。




ゲド戦記にもね

「魔法使いが偶然出会うなんてことはないんだから」

って書いてあったの。




ともあれ、願ったらすぐに
「勉強がんばったご褒美」として
やってきてくれたこの本は、
一生の宝物になりそうです。

ありがとう。

修学旅行

突然「アユミ、ツアー来る?!」って聞かれた。

明日から6日間、みんなは修学旅行に行くらしい。と、 突然にもほどがあります。


去年、確かカニャクマリに日曜日、授業をミスらないようにと、1日のみの旅行があったけど・・・

今回は堂々と授業をはぶって、先生も同行して、立派な修学旅行になってる。

しかも、「製薬会社を見学」とかいう、もっともらしい理由までついてる!!!!
(でも、日程表みせてもらったら、6日間のうちの1日だけだった)



しかも、行き先が「ウーティ」「ムナール」など、インド人のハネムーンスポット(=ここらへんで一番の避暑地でありリゾート)をカバーしている!!


私も行ったことなぃ、ウーティ!!


・・・て、待て、泊まるところまさかハネムーンで行くような豪華ホテルじゃないよねえ・・・。


「未定」

って、どこに泊まるんだろう? (予想:10人部屋)



「ごはんは、みんなでバスで降りて、好きなもの食べるから食事代は別ね!」

って、どこで食べるんだろう・・・・?・・・かなり不安。



さらには「ウーティは今マイナス4度なのよね」とタミル語の先生が言っていた。
・・・服ないから!!!!!




予定表みせてもらったら、







「朝5:30出発・観光





(無駄な空白)







夜8時 ステイ」






って書いてあるだけだった・・・・・


(全日程こんな感じだった)










クラスの子と仲良く行くのはいいけど、24時間6日間はちょっと体もたないかもなと思った私はパス。

みんな楽しんできて★




でも、ハネムーンスポットであるウーティやムナールに
バスで30人以上で行って、なんかやることあるのかなあ・・・・。




移動も超大変そうです。
しかもウーティ、マイナス4度って・・・こっちは34度ですよ!(プラスね)
防寒具なくないか?






 その準備のせいで、今日ほとんど生徒きてなかった…。 おいっ。

先生も「明日の授業は、うーーーん・・・」ってもごもごしてる
(後から気付いたけど、授業をしない、とは公には言えないみたい)




みんなの写真が楽しみかも。インド人写真とる習慣ないけど。
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ