こんな記事をみつけたけど
X51.ORG : 指一本で人を葬る - 「秘孔」は存在するか
えぇ、こんな当たり前みたいなことが、
「可能か?」なんて言われてるの?西洋では?!!!!
みたいな衝撃を受けた。
やっぱり西洋では、鍼とか、ツボ、とか、すご~く不思議なのかな?
もちろん、マルマポイントを正しくつけば、一撃で人は死にます…
・・・って、ここの人はみんな思っています。
こっちだと、超常識みたいな感じなんですけど。
わたしたちは今学年でマルマを学ぶのだが、
身体に108個あるマルマポイント(多くはツボとも重なる部分が多い)を
ある一定の形の力の作用により痛めた場合
(たとえば、マルマのマスターに急所を打たれた場合も入るし
事故でけがした場合も入る)
起こりえる問題の解決法(アダンガル)を学ぶのがメイン。
それには、外科的なメゾッドから、薬まで様々な方法がある。
作用の力加減によって、起きる症状も異なる。
教科書には、マルマポイントを痛めた場合、
起こりえる症状の中のひとつに「死」がある場所も当然書かれている。
ここらへんの人は、そういうのは常識みたいにまかり通っている。
たとえば「マルマポイントに何かが落っこちて即死したらしい」なんて話は聞く。
わたしのカラリパヤットゥのマスターも、
マルマのあまりのすごさに恐れおののいて学ぶのを躊躇したという。
簡単に顔が腫れあがったり、身体が動かなくなったりするのだといっていた。
(某記事にある”無反応な状態”かも?)
マルマのマスターは、現地の人たちにはかなり恐れられていて、
「目の力だけで人を飛ばすことができる」とみんなは言う。
(実際には、今それを出来る人はほとんどいなくなったそう…)
マルマのマスターだと聞くと、みんな彼らに触られるのを恐れるそう。
そのような力のあるマルマポイントは昔から、
狩り(動物の急所をつく)や戦争に使われてきており
ケーララの戦士たちが習ったのが、マルマを使った戦法で
わたしもビミョーに習っているカラリパヤットゥだという。
ちなみに、「カーラー」と呼ばれるポイントが治療に使われるポイント、
「マルマ」と呼ばれるポイントが“急所”となるポイントだそうで
全部で108あると言われているけれど、
伝統マルママスターは「200か300はあるね」とも(笑)
その治療効果についてはこんな体験談を聞いた。
インド人の親子が、イタリアでホメオパシー医と話していて
子供の扁桃腺が腫れているのだと言っていた。
ホメオ医はその腫れ具合をみて、急いで自分の薬をとりにいったけれど
その間に子供の両親がマルマ施術を施して、
彼が薬をもって戻ってきたころには、子供ののどは完璧に治っていたという…
ビックリwですね★
ちなみにマルマは生徒たちにかなり人気があって、
男女ともに「マルマのコースをとる」という話はしょっちゅう聞くし、
マルマが含まれている科目の先生にも生徒がマルマを先に教えてと申請するなど
たぶん、シッダ医学の中では一番人気かも、ってぐらい人気高いんだよね。
薬が要らずに(とは言い切れないが)
骨折、捻挫、骨格系の問題を治せるマルマ療法を知るマスターも
まだまだこちらにはたくさんいたりする。