あなたはわたしを
わたしよりも知っている

あなたはわたしに
とてもやさしい

あなたはわたしを
たいせつにだく

あなたにあって
3年がたつ

あのときわたしは どんぞことたのしさの境界にいて
がっこうにいかなくなって
がっこうをやめて
えいががすきで
おんがくもすきだった

あなたはそのとき いつも正しいことをいった

あなたにあってから
3年間が流れて

えいがはすきで
おんがくもすきだけど
がっこうにいきたくなって
ほかのくににいったりばしょにいったりすることが
何よりもすきになってしまった
かんがえもかわった
昔より なやまなくなってしまった

だけどあなたは いまも正しいことをいう

あなたが正しいことをいわなくなって
いつかわたしがわたしをじぶんでみつけられたら
いままであなたがわたしにしてきたように
あなたをだいて
ごはんをつくって
からだをあらって
世話してあげたい
毎日ネクタイをしめてあげる
ネクタイをする仕事なんてあなたらしくないから
してほしくないけど

わたしをはかれるにんげんは
今のところは あなたしかいない
そう思っていると信じている

いつかちがう日がくることを
ちがうとそうねがっている
ねがっている