1万2000年の歴史をもつ医学が
ひとびとの生活の底にうずくまって眠っていて、

21世紀という時代に
シッダの神様はこの医学を甦らせたいと思い立ったのだろうか
いま という 時代の ために。

ケララの小さな田舎町
ひとりのグルーがヴィジョンに気づき、
シッダ医学の大学を開くに至った。

世界でたった6つあるシッダ大学のうち
世界で初めての英語の大学だ。

”これからの時代、世界のひとびとに
アーユルヴェーダとシッダ医学は
大いに貢献する”

そして
それとほぼ同じときに
わたしと同い年の
タミルの血をもつスイス人の医者の息子が
シッダ医学の本を手にして
インドへ飛んだ。

そのころ、
わたしは
「インド医学」という
ヴィジョンを得る。

そしてその2年後
なぜだか知らないが
ギリシャ→パナマ間を放浪させられたわたしは
鬱と不眠になって日本へ強制送還させられ
なぜかそこでインドに旅立つことになり
様々な人のガイドを得て遥か彼方の地、
インド最南端の地のたどりつく。

そしてその後、
さらに様々な出会いが引き寄せ、
このグルーの立てた大学を知ることになる。


偶然なんてこの世には存在しない。

わたしがこの地に
飛び降りてしまったということには
シッダ医学の神様の
何かしらの意思であるはずであり

そのために
わたし自身が持つものを使い切って、
何をベストとして尽くせるのか
だけを
考えて
過ごしてゆきたい

重い
重い日々
辛い
投げ出したくなる日々
だけど、

この偶然を
偶然と呼べぬ何かが
わたしの奥底の魂を
しっかりと掴んでいる
気もする

この
医学が
なぜ
この時代に
この時期に
そして
わたしたちの手に
あるのか
そして
なぜ
わたしたちによって
甦らせてもらいたがっているのか