友達になった医者の薦めで
1)H1N1専用大部屋
2)基本大部屋
3)個室
・・・・全て体験した、この2カ月の中で。
・・・・・この体験は、西洋医学の医学部を目指して浪人中の彼女にも
素晴らしい体験となっただろうと、願う・・・。
まず、
政府経営の病院では食事が出ない。
病人に食事が出ない・・・
=家族が必ず付き添わなければいけない、
どこかから食べ物を持ってくるために・・・
現実には、食べ物を調達することすらも難しい人々ばかりが
ここに入院しているというのに・・・。
H1N1の部屋では、約10個のベッドがあり、病人と付き添いの家族が寝ていた。
大抵は付き添いの人はベッドで寝ることを許されず、
床で寝ているというが、
運良く私たちはなぜか4つのベッドを占領していた。。
「虫とか変な病気があるかもしれないから危険だよ!」と
ベッドのマットレスを恐れる友人。
病人にベッドシーツは支給されるが、
付き添いには支給されない。
もう駄目!と思ったのが5日目。やっと解放された・・・
と思ったら、
60人の大部屋に入院する羽目に・・・・。
いくら、インド在住の外国人でも、
流石にこの部屋に入院したのは・・・私ぐらいなんじゃないかなあ・・・
「アユミ、地獄を観たことがある?」
・・・今、まさに、目の前に広がっています。
24時間、それは続いていた。朝も昼も夜も関係なしに、
泣き叫ぶ人々、
嗚咽の音、
ベッドの枠はあるがベッドのマットレスはない・・・。
・・・・。
H1N1の部屋のどこが、いけなかったんだろう?!
ベッドのマットレスは新品も在庫があって、
シーツまで支給された!!
さらには卵・牛乳・パンの配給まで!!
「枕買ってくるね」
と、すばやく状況を察した友人2。
そう、H1N1の部屋では枕も支給されていたのに!
まさに、60人の患者が、24時間、苦しんでいた。
ベッドのマットレスはなく、ベッドの空きがあること自体がすごいことであり、
床に病人が寝ることも少なくないという。
夜中じゅう、うめき声を聞きながら私は睡眠薬のおかげで眠った。
水をくれ、と
歩きまわり、
願う老人の女性。
「普通だよ」
普通じゃないから。
っていうかこれが普通じゃ駄目だって。
病気なのに、ただでさえ苦しいのに
ど、どうしてこの環境にぶち込まれなければいけないの?!
トイレは、内側のドアのノブ(?)がなく、閉めたら開けられず、
一瞬、一晩中自分はトイレで過ごすかと思った・・・
水の出ないトイレで。
そしてトイレを出たら、床につばを吐いている人が。
・・・病人じゃないことを祈ります。
「政府総合病院行ったら、みんな病気になるよ!」
それでも、腕利きの、ケーララでトップを争う名医しか雇われないそうです。
しかし、その名医たちが、患者のケアをするのは・・・
患者が、個人的に賄賂を渡した時のみ!!!!!
友人2人の必死の助けにより、60人の地獄部屋を抜け出した私は、
個室に移されました。
天の助けにより、一番新しい部屋が与えられました。
ベッドのマットレスも、綺麗なトイレも存在しています!
前の晩、大部屋のうめき声によって一晩中眠れなかった友人は
やっとこさシャワーを浴びれる、と喜んでいました。
彼女が言うには、夜中の2時に、目の前に突然老婆が現れ、
パンを食べており、水をくれないか、今は何時なのか、と聞いてきたそうです・・・
彼女はその老婆が、幽霊だったのか人間だったのか、
今でもよく分からないと言っていました。
とりあえずは何とかなった個室。
しかし!!!!
1日中ドクターが来なかった!!!!
・・・入院している意味があるのだろうか?
一応、大部屋の回診は1日2回。一応存在していた。
個室は、1日1回。
しかも、超てきとう。
インターン生の場合もある。医者じゃなくて。
治療?
下痢止めとかいう注射を、1日3回も打たれ、
点滴を2本、それも、しまいにはなくなっていた。
しかも、注射自分で買わないと、誰もしてくれないから、
薬局まで買いに行かないとナースも点滴も注射も打ってくれない。
ナースが友人に、医者に個人的な賄賂のお金を渡すようにアドバイスしていた。
そうでなければ、何もしてくれないらしい。
「ここではとってもノーマルで、当たり前のことなんだよ!
お金渡さなきゃ、医者が患者診てくれないのは当然なの!」
金、金、金がなければ地獄に生きる。
60人地獄部屋の人たちの人生を想像する。
水さえも手に入らない。食べ物さえも手に入らない。
病気になれば地獄部屋行き。
そ、それでもなんとかかんとかみんなやっている・・・?
そんなことないと思うのです。
やっていくしかないからだけどどうにかなるものではないのです、彼らには。
わたしは「みたもの」しか知らず、知識も何もないけれど
その光景は、一生忘れられないほどのものでした。
あんな中で人間が健康になるはずがないと思う。
少なくとも、病人に水を。飲める水を。
1)H1N1専用大部屋
2)基本大部屋
3)個室
・・・・全て体験した、この2カ月の中で。
・・・・・この体験は、西洋医学の医学部を目指して浪人中の彼女にも
素晴らしい体験となっただろうと、願う・・・。
まず、
政府経営の病院では食事が出ない。
病人に食事が出ない・・・
=家族が必ず付き添わなければいけない、
どこかから食べ物を持ってくるために・・・
現実には、食べ物を調達することすらも難しい人々ばかりが
ここに入院しているというのに・・・。
H1N1の部屋では、約10個のベッドがあり、病人と付き添いの家族が寝ていた。
大抵は付き添いの人はベッドで寝ることを許されず、
床で寝ているというが、
運良く私たちはなぜか4つのベッドを占領していた。。
「虫とか変な病気があるかもしれないから危険だよ!」と
ベッドのマットレスを恐れる友人。
病人にベッドシーツは支給されるが、
付き添いには支給されない。
もう駄目!と思ったのが5日目。やっと解放された・・・
と思ったら、
60人の大部屋に入院する羽目に・・・・。
いくら、インド在住の外国人でも、
流石にこの部屋に入院したのは・・・私ぐらいなんじゃないかなあ・・・
「アユミ、地獄を観たことがある?」
・・・今、まさに、目の前に広がっています。
24時間、それは続いていた。朝も昼も夜も関係なしに、
泣き叫ぶ人々、
嗚咽の音、
ベッドの枠はあるがベッドのマットレスはない・・・。
・・・・。
H1N1の部屋のどこが、いけなかったんだろう?!
ベッドのマットレスは新品も在庫があって、
シーツまで支給された!!
さらには卵・牛乳・パンの配給まで!!
「枕買ってくるね」
と、すばやく状況を察した友人2。
そう、H1N1の部屋では枕も支給されていたのに!
まさに、60人の患者が、24時間、苦しんでいた。
ベッドのマットレスはなく、ベッドの空きがあること自体がすごいことであり、
床に病人が寝ることも少なくないという。
夜中じゅう、うめき声を聞きながら私は睡眠薬のおかげで眠った。
水をくれ、と
歩きまわり、
願う老人の女性。
「普通だよ」
普通じゃないから。
っていうかこれが普通じゃ駄目だって。
病気なのに、ただでさえ苦しいのに
ど、どうしてこの環境にぶち込まれなければいけないの?!
トイレは、内側のドアのノブ(?)がなく、閉めたら開けられず、
一瞬、一晩中自分はトイレで過ごすかと思った・・・
水の出ないトイレで。
そしてトイレを出たら、床につばを吐いている人が。
・・・病人じゃないことを祈ります。
「政府総合病院行ったら、みんな病気になるよ!」
それでも、腕利きの、ケーララでトップを争う名医しか雇われないそうです。
しかし、その名医たちが、患者のケアをするのは・・・
患者が、個人的に賄賂を渡した時のみ!!!!!
友人2人の必死の助けにより、60人の地獄部屋を抜け出した私は、
個室に移されました。
天の助けにより、一番新しい部屋が与えられました。
ベッドのマットレスも、綺麗なトイレも存在しています!
前の晩、大部屋のうめき声によって一晩中眠れなかった友人は
やっとこさシャワーを浴びれる、と喜んでいました。
彼女が言うには、夜中の2時に、目の前に突然老婆が現れ、
パンを食べており、水をくれないか、今は何時なのか、と聞いてきたそうです・・・
彼女はその老婆が、幽霊だったのか人間だったのか、
今でもよく分からないと言っていました。
とりあえずは何とかなった個室。
しかし!!!!
1日中ドクターが来なかった!!!!
・・・入院している意味があるのだろうか?
一応、大部屋の回診は1日2回。一応存在していた。
個室は、1日1回。
しかも、超てきとう。
インターン生の場合もある。医者じゃなくて。
治療?
下痢止めとかいう注射を、1日3回も打たれ、
点滴を2本、それも、しまいにはなくなっていた。
しかも、注射自分で買わないと、誰もしてくれないから、
薬局まで買いに行かないとナースも点滴も注射も打ってくれない。
ナースが友人に、医者に個人的な賄賂のお金を渡すようにアドバイスしていた。
そうでなければ、何もしてくれないらしい。
「ここではとってもノーマルで、当たり前のことなんだよ!
お金渡さなきゃ、医者が患者診てくれないのは当然なの!」
金、金、金がなければ地獄に生きる。
60人地獄部屋の人たちの人生を想像する。
水さえも手に入らない。食べ物さえも手に入らない。
病気になれば地獄部屋行き。
そ、それでもなんとかかんとかみんなやっている・・・?
そんなことないと思うのです。
やっていくしかないからだけどどうにかなるものではないのです、彼らには。
わたしは「みたもの」しか知らず、知識も何もないけれど
その光景は、一生忘れられないほどのものでした。
あんな中で人間が健康になるはずがないと思う。
少なくとも、病人に水を。飲める水を。
